メイドとして生き残ります

メイドとして生き残ります【82話】ネタバレ




 

こんにちは、ピッコです。

「メイドとして生き残ります」を紹介させていただきます。

今回は82をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【メイドとして生き残ります】まとめ こんにちは、ピッコです。 「メイドとして生き残ります」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 



 

ラーメンを作っていたはずが、気がつくと読んでいた小説の脇役メイドになっていた!

国王は美しい魔性の男「ユルーゲル」に夢中で、王妃を冷遇しており、小説では病気で亡くなるまでそれが続いていた。

王妃付きの平凡なメイドの私が細く長く生き残ることができるの!?

アス・トケイン:主人公。ラーメンを作っている途中で異世界のメイドに。王子の乳母になる。

ミカエル:王子。

ユルーゲル:王に愛される若くて美しい男。

エバンス:若くて強い王。

ミナ:アスのルームメイト。

アレックス・ミュヒート:王妃が里から連れてきた護衛騎士。

ミオ・ゾディアック:幼い王子の護衛騎士。

スサ:メイド長。

セヤ・リョーミン:男爵。アスの家庭教師。スサの従姉妹。

クライン・カペラ:王の親友。国が誇る最強の武将。

シエル:大魔法使い。

セサール・カジック:伯爵。

【メイドとして生き残ります】まとめ こんにちは、ピッコです。 「メイドとして生き残ります」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 




 

82話 ネタバレ

メイドとして生き残ります【81話】ネタバレ こんにちは、ピッコです。 「メイドとして生き残ります」を紹介させていただきます。 今回は81話をまとめました...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • ショッピング

「それよりアスさん」

「はい」

「先ほどの買い物ですが・・・」

シエルが照れくさそうに見えた。

照明のせいか、耳たぶも少し赤く見える。

「明日行くんですよね?」

「ミオ卿、あのハンカチはカペラ伯爵様に差し上げてくれたのですよね?」

「さっきクライン卿が退勤する前に渡した」

「うーん・・・。伯爵様はいつお見えになるのかしら?」

ちょっと意外だ。

すぐに駆けつけると思ったのに、あの決闘状のような手紙を貰ってそのまま退社したようだ。

彼がアスに注いでいる関心を考慮すると、受けるや否や来ると思っていたのだが。

「・・・先約がありましたか」

シエルはガッカリしたようだ。

どうやら、彼は城外の見物をしたことがないようだ。

本物のお嬢様みたい。

「魔法使いさん、買い物の仕方は知っていますか?」

「え?」

「品物を買うときにお金を払うことはご存知でしょうか?」

シエルの表情が冷たくなる。

「私は馬鹿ではないのですが?」

「冗談ですよ。じゃあ、明日の昼食を食べて出かけましょうか」

昼までにはクラインが来るだろう。

長い話になるだろうか?

彼との話の中でセサール・カジックがあの魔法陣を探す理由が分かればいいのだけど。

シエルの表情に輝きが増す。

「それなら明日、私もアスさんにお見せしたいものがあります」

 



 

今回の計画が最初から滅びた理由を知りたい。

クラインが私からの手紙を貰ったから、朝早くから飛んでくると思っていたのに・・・。

それともセヤが毎日午前中に来て授業したからだろうか。

二人の男のために午前の時間を空けておいたのに、誰も来ないことを知っていたら、ミカエル王子の観察日記7日目でも書きに出かけていたはずだ。

シエルは少しそっぽを向いているが、彼は上機嫌だった。

今日は出勤しなくてもいいのか、朝から「アスさん、ハンカチは持ってきましたか?」とピクニックモードで荷物をまとめている。

何がそんなにも必要なのかというくらい大きなバッグで。

普段なら顔を顰めるミオ卿も、今回は満足げな目でシエルを見守っていた。

社会経験の少ない魔法使いがウキウキしているのが可愛く見えるようだ。

一度も聞いたことはないが、その光景を見たらミオ卿には弟がいないように思える。

シエルは喜んで、この別荘に魔法をかけてあげると言った。

そのため、私はアンナにある程度の真実を伝えることに。

「知り合いの魔法使いが魔法をかけてくれて私は病んで横になっていて、王子様は寝ているように見えるから安心して休んでいて」

「アス、あなたはいつ魔法使いさんに会ったの?」

「え?あ、この前メテオが落ちるとき助けてくれた魔法使いさんよ」

「ああ・・・。彼は非常に強い魔法使いに見えたわ。親しいの?」

「ミオ卿の従兄弟なんだって」

シエルとミオ卿は従兄弟になった。

大丈夫、彼らだけ知らなければいいのだから。

王子は私が連れ出すことにした。

そして、万が一のためアンナに追加で小さな鏡を与えて、緊急事態が発生したら大声を出すように言った。

シエルに頼んで作った安全装置だが、携帯の代わりに使えるそうだ。

そしてお昼が少し過ぎた時間に出て、ミカエル王子とシエル、ミオ卿と私はシエルの魔法で密かに王宮から抜け出すことができた。

 



 

そういえば、この世界に来てショッピングと言えるのは今回が初めてだ!

ドキドキしてきた!

そう、この喪服のような服を脱ぎ捨てて、私も気分転換をする時が来たのだ。

暑くなってきたので、この厚手で重い服ももう手に負えない。

私は夏のお嬢さんになる。

「アスさん、では私がお見せしたいのが・・・」

「ちょっと待ってください。私の靴が先です」

「え?」

「その次は下着です」

このような敏感な時期に敢えて外に出た理由を、シエルは理解していないようだ。

重要なのは私の靴と下着。

ミオ卿から贈られたドレスに合わせるために。

「アス、じゃあ私は向こうで王子様と待っている」

普段は絶対に育児に参加しないミオ卿が逃走を試みた。

試みは良かった。

しかし、出てくるのは自由だが、歩き回る時ではないという。

私たちは二人とも王子に縛られた体なので、王子から長く離れるのは職務放棄だ。

「王子様は最近人見知りするので、ミオ卿だけといると泣きます」

ミオ卿の胸に王子を抱かせると、王子はすぐに「フエンフエン」と泣き出す。

よくやった、王子様。

育ててきた恩をこんな風に返してくれるなんて。

育児に参加しない者よ、相応の対価を受けるがいい。

しかし、ミオ卿はしぶとく、頭が良かった。

隣でこの状況をよく理解していないのか、キョトンと立っているシエルの肩を掴む。

「では、魔法使いと一緒に向こうで君を待っていよう」

確かにシエルが王子を抱いていれば、王子が泣き喚くことはないはず。

私を探すこともなくなるだろう。

しかし、ショッピングとは他人と一緒に行動するのが楽しいのだ。

笑顔を浮かべてシエルの腕にしがみつく。

「魔法使いさん、私と一緒に行きましょう。まだショッピングを一度もしたことがないでしょう?面白いですよ」

ミオ卿の顔が歪む。

顔が赤くなったシエルは「はい、アスさん」と素直に答えてくれた。

私の勝利だ。

 



 

クラインが来ないのは何か理由が?

手紙を受け取ったらすぐに来ると思っていたのですが・・・。

そして、ショッピングを楽しむアスとシエル。

下着選びに同行させられるミオ卿は気の毒ですね。

どんな買い物になるのか楽しみです♪

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