シンデレラを大切に育てました

シンデレラを大切に育てました【151話】ネタバレ




 

こんにちは、ピッコです。

「シンデレラを大切に育てました」を紹介させていただきます。

今回は151をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【シンデレラを大切に育てました】まとめ こんにちは、ピッコです。 「シンデレラを大切に育てました」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介...

 




 

151話 ネタバレ

シンデレラを大切に育てました【150話】ネタバレ こんにちは、ピッコです。 「シンデレラを大切に育てました」を紹介させていただきます。 今回は150話をまとめ...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • アイリスのティーパーティー③

「庭でやったらどうですか?」

翌日、朝。

アイリスと話している間にアシュリーが割り込んできた。

庭園か。

私とアイリスだけでなく、リリーもアシュリーを見つめている。

そういえば、私が子供たちに出した課題にアシュリーが似たようなものを出した記憶がある。

「君が構想したティーパーティーみたいに?」

アシュリーは庭でティーパーティーを開く計画を立てていた。

テーマは「妖精のティータイム」

森の中に白石がいくつか丸を描きながら置かれた場合がしばしば発見されるが、それを妖精のティータイムと呼ぶ。

それでアシュリーのティーパーティーは、庭にテーブルの代わりに岩を、椅子の代わりに木の根元を置いてするという計画だった。

これが計画だから幸いだよ。

「アシュリーのティーパーティーですか?」

しかし、アイリスは単なる計画とは感じられなかったようだ。

彼女の顔は真っ青になっている。

私は素早く彼女の膝を軽くたたきながら言った。

「場所だけ庭に変えたらどうかということよ」

「でも、庭は日差しのせいで暑いです」

リリーはリラックスしているてアイリスのそばに立ち入った。

確かに。

日光はかなり強い。

ティーパーティーが昼食と夕食の間ではあるが、庭ですると年配の方々は少し大変だろう。

「大きな木の葉で日の光を遮ったらどうでしょう?」

似たようなものを見た気がするけど?

もちろんここではなく。

私はぼんやりとアシュリーを見た。

大丈夫だと思うけど。

よく曲がる木で型を作り、緑色の布で包んで木の葉模様の日よけを作るのだ。

これはお金がいくらかかるの?

時間は?

「とても馬鹿な考えでしょう?」

私が彼女をぼんやりと見つめていると、非難すると思ったのか、アシュリーの顔が熱くなった。

「全然!」

私は飛び起きて叫んだ。

そして書斎に駆け寄り、紙とペンを持ってきた。

「お母さん?」

アイリスとリリーは当惑して私を呼んだ。

 



 

私は応接間に戻り、ティーテーブルの上に紙を置き、頭の中に浮かんだものを描き始めた。

木の葉の形をした日よけ。

椅子とテーブルは家にあるものを使えばいい。

あちこちから持ってきて、ペアが合わないと思うけど、それもかっこいいんじゃないかな。

「不思議の国のアリス」に出てくる帽子屋のティーパーティーのように。

「妖精のティータイムですね」

私の説明を聞いたアシュリーが拍手しながら喜んだ。

リリーも興味があるのか、目を輝かせている。

しかし、アイリスは少し不安そうな表情で尋ねた。

「年を取った方々に、とても隔意なく感じるんじゃないですかね?」

そうかもしれない。

私が答えられなかったので、リリーは割り込んできた。

「私は大丈夫だと思う。テーマを妖精のティータイムって言えばいいじゃん」

続いてアシュリーが意見を出した。

「好きな椅子を選べるように選択肢を与えるのもいいと思う」

どうせティーパーティーとは主人が座る席を決めるものだ。

それも主人の能力が重要な部分だから。

仲が良くなかったり、気まずい人がいたら、顔色を伺いながらあらかじめ落としておかなければならない。

アシュリーの意見は、お客さんが来て希望する椅子を選べば、使用人が決まった席にセッティングしようということだった。

「いいじゃない」

私は感心した表情でアシュリーを褒める。

本当によかった。

どうせ椅子は使用人が後ろから持ってくれるから、アシュリーの提案もよさそうだ。

「私はアシュリーの考えもいいと思う。ティーパーティーに行くと椅子が不便な時がちょっとあるじゃない?」

リリーの支援射撃にアイリスの瞳が揺れた。

彼女はじっと私を見つめ、静かに尋ねる。

「クレイグ侯爵家は家を改装するんですって?」

「ええ」

「ムーア伯爵家は料理人を新たに招きました」

「そうね」

私がそう答える前にリリーが割り込んできた。

「そこも庭でやるかもしれない」

「そうだよ。今、庭に花がたくさん咲いて綺麗だから」

それなら、いずれにせよ我々は比較されるしかない。

応接間でするならクレイグ侯爵家と比較され、庭園でするならムーア伯爵家と比較されるだろう。

アイリスの瞳がかたくなった。

彼女は息を吐きながら言った。

「分かりました」

彼女が話すとすぐに私は席から飛び起きた。

人工の木の葉を注文しに行かなければならない。

しかし、アイリスは私に追いつき、ささやいた。

「お母さん?予算が残っているのでしょうか?」

「あぁ、大丈夫。椅子とテーブルを元々あったものを使って、ティーパーティー用に注文したものは予算から外せばいいから」

「じゃあ、むしろキャンセルした方が・・・」

「ほとんど完成したが、取り消すことはできない」

アイリスの表情が暗くなる。

なぜ?

私は戸惑い、彼女を見て、アイリスがなぜそうしたのか気づいた。

「アイリス、私たちは貧乏じゃないよ。すごくお金持ちではないけど、それでも充分にある。どうせ大きな食堂の椅子と食卓が古いので変えようと思っていたの」

「でも・・・」

相変わらずアイリスの表情は暗かった。

その食卓と椅子を選んで注文したのはアイリスだ。

当然、価格を知っているはず。

他のところでお金を節約する代わりにテーブルと椅子を良いものを買うことにした。

ふむ、私はじっと彼女を見た。

アイリスが複雑な気分になるのも理解できる。

このティーパーティーは最初から最後まで彼女が計画を立てて準備したものだ。

アシュリーの意見通りに場所を変え、リリーの意見通りに椅子まで変えれば自分の計画通りになったことが一つもないと考えることができる。

 



 

「じゃあ、こうしよう」

私はアイリスの計画を最大限に反映する方向で意見を述べた。

椅子とテーブル購買価格を予算に入れて、人々が選択する椅子にアイリスが買った椅子も含ませるのだ。

「それでは日よけは?それはどうやって買うんですか?」

「小細工を弄しないと」

アイリスの目が丸くなる。

あっちが小細工を使うなら、私たちも使わないと。

正々堂々と勝つことができれば、それほど良いことはないが、正々堂々と勝つことは難しそうだから。

私は書斎に戻り便箋を取り出す。

そして、素早く五枚の短い手紙を書いて、ルーインに渡しながら言った。

「今すぐ渡してください」

手紙の住所を確認したルーインの顔にちょっと意外という表情が浮かんで消えた。

彼がうなずいて出て行くと、私はすぐにジムを呼んだ。

「お客さんが来るでしょう。最大5名様まで。そして、アイリスが注文した家具店にも連絡を入れてください」

早くしなければならない。

私は子供たちを連れて庭に出た。

庭に食卓と椅子を置かなければならないので、準備することが多かった。

「一つ問題があります」

私の家の庭はやっと手入れをし始めたので、木はほとんど残っていなかった。

やはり日よけを作ってつけるのが良い方法だったと思うが、アイリスが深刻な表情で近づいてくる。

「なんで?芝生のせいなら、ここにカーペットを敷けば解決するよ」

「そうじゃなくて」

アイリスは芝生の上にカーペットを敷くという話に思いもよらなかったという表情をして首を横に振った。

そして、飛び回る蝶を指差して言った。

「虫よ」

「アイリス、蝶は虫じゃない」

リリーとアイリスはアシュリーの言葉に彼女を見たる

リリーは仕方がないという表情で言った。

「蝶も虫だよ」

「虫だけど、蝶は綺麗じゃないか」

確かにそうだね。

私はひらひらと飛び回る蝶を見て、虫を怖がる人も多いことを思い出した。

「やっばり庭でやるのは無理です」

その時、アイリスが再び話した。

そうかな?

私は腰に手を置いたまま庭を見た。

家の中でやるしかないのかな?

せっかく日よけまで考えたのに?

私の覗線が家に向かう。

すると、換気のために窓を開けたのか、この階の窓の内側にカーテンがはためいているのが見えた。

「いや、庭でできるよ」

もっといい方法が浮かんだ。

私は困惑した表情をしているアイリスに微笑みかけた。

 



 

アシュリーの提案で庭のティーパーティーに。

虫対策はどうするのでしょうか?

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