こんにちは、ピッコです。
「夫を味方にする方法」を紹介させていただきます。
今回は137話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
死ぬ前に読んでいた本の中の悪女ルードべキアに憑依してしまう。
前世では養子となった家族から虐待を受けていたけど、ルードべキアも同じような境遇だった…。
しかも父によって政略結婚させられた北部最高の冷血な騎士イースケは原作で自分を殺すことになる夫だった!
小説の内容をすでに知っているルードべキアは、生き延びるために夫を愛する演技をするが…
ルードベキア:ルードベキア・デ・ボルヒア。本作の主人公。愛称はルビ。
イースケ:イースケ・バン・オメルタ。ルビの結婚相手。愛称はイース。
エレニア:エレニア・バン・オメルア。イースケの妹。愛称はエレン。
フレイヤ:フレイヤ・バン・ピュリアーナ。イースケの幼馴染。
ボルヒア:教皇。ルビの父親。
チェシアレ:チェシアレ・デ・ボルヒア。長男
エンツォ:エンツォ・デ・ボルヒア。次男。
ローニャ:ルビの専属メイド
137話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 詰問③
丁寧に微笑むイースケを不満そうに見守っていたバロンズ卿が、今回はとても落ち着いて乗り出してくる。
「イースケ卿、ちゃんと答えてくれ。ロマーニャの方で公子妃の秘密について全く知らないと、どうして確信できる?」
「分かっていたら、あんなに無防備に送ったでしょうか。本人も全然知らなかったのですよ。私の妻が何か巨大な陰謀の仲間かもしれないという推測でもしたいのですか?」
「すぐにカッとするな。ドラゴンに殴られて後遺症も理解できるが、私たちは敵ではない。公子妃の秘密は、大陸の版図を覆すほどの途轍もないことだ。したがって当分は秘密裏に送るのが当然だが、もし公子妃がブリターニャの騎手として助けてくれれば・・・」
「ああ、妻を秘密兵器にしようということですか?それで私の敵ではない?団長、今自分の耳が信じられないのですが、それは一体どこの頭から出たドジな考えでしょうか?」
「お前は・・・、どうしてまた勝手に歪むんだ!落ち着け!私たちが君のような時代を経験したことがないと思うか?お前の心情は十分理解しているが、こんな風に関係ないという態度で望むなら、一体何が残るのだろうか?灰の山だけの世界を作りたいのか?お前が彼女に見せたい風景は本当にそれなのか!」
「・・・」
「強要するものではない。消すのを手伝ってくれというわけでもないし、お前がどんな気持ちで競技場に入場したのかも全部理解している。何を考えてドラゴンに飛びついたのかも、この場で理解できない人は一人もいない。あの馬鹿者たちも理解したから、これまでよく協力してくれたのだろう。分かるか?この場に、お前の敵はまだいない。どうして私たちを敵と接するようにする?ただ、こうだから助けてくれと一言言えばいいのに、一体何の恨みがあって仇討ちをしようとする孤児のように一人で・・・」
「団長、団長。それが実はこいつがどうしても言えない姿を見てしまって、今心の中の言葉は・・・」
アイバンが割り込むやいなや、すぐにその口を黙らせろと圧迫してくる友人の恐ろしい視線と、お前は何の躊躇いもなく割り込むのかと責める団長の冷たい視線を一身に受けることになってしまう。
直ちにに自分の突発行動を後悔したところで、すでに遅く、アイバンは肩をすくめてしまった。
実に哀れに見える姿だったが、そのような悲恋の花のような姿は、この場に集まった人々に何の感興も呼び起こすことはできない。
「だから、私が言おうとしているのは・・・」
まさのその瞬間、進退両難に陥った哀れなアイバンを救ってくれた人は、他でもない厳しい大先輩オメルタ公爵だった。
公爵はこれまでそうしてきたように、いきなり突拍子もないことを言う。
「ドラゴンの最初の出没後から、魔物による襲撃が半分以下に落ちた。それは良いことだと言うべきだろう」
みんな一斉にやっていたことを止めて公爵を睨んだ。
「宮殿は襲撃されたが、それよりもせっかく祭りを楽しんでいた民の魔物による被害が遥かに深刻だと言わざるを得ない。いずれにせよ、あの日、月の塔で見た場面は到底信じられない。私たちは皆、まだ信じられないことだ。このような怪奇現象は聞いたことも見たこともないからな。ただし情況をよく調べた結果、どうしてもドラゴンはお前が嫁に会えないようにしたのが原因だと思ってしまう」
「・・・」
「まだ幼い龍だからか、ある程度成熟した成体だったら、公子妃の誘惑にそれほど簡単には魅了されなかっただろう。色んな要素が合わさって忍耐力が底をついたようだ」
「・・・言いたいことは一体何ですか?」
「お前の上司が先ほど言おうとした話がまさにこれだ。絶滅の可否が不明だった龍を生き生きと相手にしてみたと皆が浮かれているのは理解できるが、バロンズ卿と私はずいぶん前に成体2匹を一緒に相手にした経験の持ち主だ。それだけに、龍の霊悪さと特殊性については君たちより一枚上手だと言える」
突然、自負心溢れる口調に、皆ただぼんやりとした顔で聞いているだけ。
そんな中、バロンズ卿だけが咳払いをしながら誇らしげに答える。
「フロストドラゴンはレッドドラゴンや他の個体とは比べ物にならない強い種族であり、また人間を相手にあんなに根も葉もなく駄々をこねる姿は初めて見たが、母親なしで一人で穴に閉じこもって寝て育った奴だという点。その特別さを考慮すると、当分の間、持続的な出会いを持たせることが皆を有益にするという結論だ」
明らかに途中で何かを飛ばしたように感じられる結論だった。
それなら一体今までの討伐云々はなぜしたのだろうか?
話があちこちに飛びましたが、結論としてはルビとフロストドラゴンの継続的な出会いがベストのようですね。
イースケもそれで納得するでしょうか?
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