愛され末っ子は初めてで

愛され末っ子は初めてで【46話】ネタバレ




 

こんにちは、ピッコです。

「愛され末っ子は初めてで」を紹介させていただきます。

今回は46をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【愛され末っ子は初めてで】まとめ こんにちは、ピッコです。 「愛され末っ子は初めてで」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介となっ...

 




 

46話 ネタバレ

愛され末っ子は初めてで【45話】ネタバレ こんにちは、ピッコです。 「愛され末っ子は初めてで」を紹介させていただきます。 今回は45話をまとめました。...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 王妃の出産②

シャルロッテ王女の誕生祝賀パーティーは5月末頃、初夏の天気に入った時に開かれた。

普通は子供が生まれて半年ほど経った時や外部の人と接触する方だったが、王妃が強く主張したためだ。

そのような理由で貴族の大多数が領地に戻る計画を諦めて首都に留まることに。

(おかげで、お父さんだけがすごく苦労したんだ)

ゲートを利用して公爵領と首都を行ったり来たりするためにね。

この2ヵ月間、首都がどれほど多くの話題で騒がれていたことか。

王妃はシャルロッテが生まれた時、失望したのとは違って、あらゆる遊説を全部荒らした。

『シャルロッテがどれほと大きな人物になろうとしているのか、子供を産む時に空がキラキラしているようでした』

『きっと凛々しい王女様になるでしょう!』

『もちろんです!泣き声はまた、どれほと大きな声で満たされましたか』

子供を産むまで社交界に顔さえ出すことができなかったのに。

ウォーミングアップをしてちょうど3週間が過ぎた後からは、あらゆるティーパーティーや集まりを開き、自分の武勇談を並べたりした。

貴族たちは前では素直に相づちを打ったが、後ろではそうでもないようにひそひそ話す。

『2時間もかからなかったそうですね』

『普段は乳母にほとんど預けておくという話もあったけど』

『むしろその方がいいですよ、王妃殿下が直接育てたなら、王女様まで気品なく育つはずなのに』

『国王殿下が賢明だったのにですね、テクラ姫がお義母さんになっていたら希望でもあったのに』

もちろん私はこれらの話をこっそり盗み聞きすると、いつも気分が悪くなっていた。

首都内の情報を収集したのは、こういうのを聞こうとしたんじゃなかったんですけど。

栄養価なんてないひそひそ話だなんて。

私が情報にもう少し耳を開いて収集したのは、他でもないミハイル・レベンティスのためだ。

 



 

誕生祝いパーティーに出席するかどうかをめぐって寂しがっていた子供は、私が手を伸ばすと、すぐにいたずらな顔で帰ってきた。

すると、自分の手を自分の頬にこすりつけながら、そのきれいな顔を思う存分活用した笑みで惑わされるのではないか。

「一緒に行ってくれるの?赤ちゃんがその日一緒に手を入れてくれたら寂しくないと思うけど」

「・・・?」

「私は妹がいなくて、赤ちゃんが私の唯一の妹なのに。その日、私の手をしっかり握ってくれるよね?」

すると、またくだらないことばかり並べ立てた。

もちろん子供だから、ただふざけただけだと思うかもしれないけど。

(何だか、そのまま見過ごしたらダメだと思うんだ)

それに新年の舞踏会の時も国王夫妻や神官、そして貴族の大多数がミハイルを敬遠するのをそのまま見たから。

そのためか、8ヵ月の舞踏会の時も、私はレベンティス大公の近くにいたりした。

(おそらく王妃がディネア子爵とそのようなことをしなかったとすれば、ミハイルを見てひそひそ話す人々がいただろう)

実際、首都のあちこちに魔力をまき散らして収集した声の中には、そのようなものもあった。

『ところで、レベンティス大公は祝賀パーティーの時も来るのでしょうか?』

『いらっしゃるでしょう、大公様が来ないと、もっと変じゃないですか。王室と不和があるという話が出たらそれがもっと怖いですよね?』

『それはそうですね、国境地帯をあの方が守護していらっしゃるので。でも・・・ご存知じゃないですか。こぶがついてくるから』

『大したことないでしょう、殿下がパーティーの日に神官がたくさん参加するとおっしゃったんですよ』

『それなら幸いですが。まった<忌まわしい・・・』

人の悪口を言うなら、すっきりと何の事情があるのかも話しなさい。

ミハイルについて悪い話をする人の中で、いったい理由が何なのかを話す人はいなかった。

(こういう時は普通二つのうちの一つなんだけど)

ただ理由もなく敬遠しているのか、それとも本当にミハイルが口にするのも嫌なことに巻き込まれたのか。

(でも後者の方なら、両親が公爵邸に来るようにしたはずがないのに)

それならやはり理由がなかったり、操作されたと見た方が良いのではないか。

どちらにしても、まだ子供に・・・たとえ憎たらしいとしてもそんな視線が注がれるのは嬉しくない。

そんな覗線の痛みを誰よりもよく知っていたから。

王宮に着いて馬車が止まった時、私の心をかなり乱した悪童はいつもより立派な身なりで待っていた。

「こんにちは、末っ子公女」

陰というものはすっかり隠してしまったきれいな笑顔で。

普段は着飾っても、髪の毛をかきあげておいたことはなかったのに。

ミハイルは額を半分露出したヘアスタイルをしていた。

(なんでここまでしたんだ?)

私が不審な顔で見ると、少年は聞いてもいない言葉に答えてくれる。

「今日は赤ちゃんが私の手を握ってくれると言ったから、綺麗にしたよ。気に入った?」

そんな約束した覚えがないのに。

しかし、すでに私の手はミハイルのものになってしまった。

「・・・ふぅ」

私がやむを得ずため息をつくと、ミハイルはまた何が嬉しいのかへらへらと笑う。

 



 

懸念とは裏腹に、祝賀パーティーは特別なものではなかった。

新年の舞踏会とほぼ同じだったのに、少し違うというと、時間帯くらいかな。

主人公のシャルロッテ姫が起きていなければならない時間でなければならないのか、舞踏会より早い午後3時頃にパーティーが始まる。

パルシャンの首都は山で囲まれた内陸地方なので、他のところに比べて暑さが早く訪れる方だ。

首都の夏は5月から始まるという話があるほどだから。

(そんな時に午後3時だなんて)

その前から集まらなけれはならないので、みんな一番暑い時間に礼服を全部着飾って集まったのが私も同じだ。

貴族家のティーパーティーなら、夏に合わせたちょっと軽い礼服でもいいかもしれないけど。

(よりによって王家、それも初めての王女様の誕生祝いパーティーだから)

ただ儀礼的に半年後にはお互いに楽だったはずなのに。

10月から貴族たちもそろそろ社交界シーズンの始まりを迎えて集まってくる時で、領地の管理もある程度終える頃で・・・。

甚だしくは現国王は特に神殿の顔色をうかがうために魔法物品をほとんど使わない方だ。

一言で言えば、魔法の温度装匿がなく、王宮はさらに暑いということだった。

私が眉間にしわを寄せながら手をそっと振ると、隣でそよそよと涼しい風が吹いた。

「赤ちゃん、暑いの?」

私のそばにいたミハイルはいつ持ってきたのか、きれいな細工が扇子に刻まれた扇子をさらさらと送った。

「あの子ちゃあ」

「私は大丈夫、これくらいなら腕も痛くないよ」

あなた配慮したんじゃないよ!

ただ少し前から、ずっとこっちに集まってくる覗線が不便だからだよ。

新年の舞踏会の時とは違って、私の方に向かう好奇心混じりの視線がさらに増えた。

入場する時もミハイルの手を握って入ってきた上に、適当にソファーの上に座った後もこの子がこのあれやこれやと世話をしたためだった。

そして、そうやって貴族たちの視線が集まるたびに。

「オホホ、シャルロッテから聖なる感じがするって!?あらら、やっと2ヶ月になった子供なんですけど?」

王妃の声が一気に高まったりした。

まるで皆の関心は本人のものでなけれはならないというようにだ。

「すべて王妃殿下がこれまで忠実に暮らしていたからではないですか」

「その通りです。王女様をお持ちになった間、どれほど気を遣いましたか。神殿にも巨額を寄付されたと」

「パルシャンの女将として当然のことでしょう!これからも主神のご加護がいっぱいでなければなりませんから」

このように剌してお世辞を言われた後、ようやく王妃は満足したようにシャルロッテの頬を優しく撫でてあげた。

その度に。

「ウ、ウ、ウアアアン!」

シャルロッテは母親の手が慣れていないように泣き出したが。

もちろん貴族たちは接待にとても長けている。

「王女様も感謝しているようですね。殿下、こんなに元気な声を聞かせてくださるのを見てみると」

「そのとおりです。どうしてこんなに美しい声をお持ちなのでしょうか、みんな王妃殿下に似ているのでしょう」

風刺劇のような光景に思わず目を細める。

「公爵夫人が怒った時と同じ顔をしているね」

ミハイルが面白いように話した。

この子は一日中私の顔だけ見るの?

膨れっ面をしながらも、私の喉はずるくて、ミハイルが出してくれたジュースをおとなしく受け取って飲んだ。

人は果たして発展する存在なのか、ミハイル・レベンティスはなんと1年半近く努力した末、私にジュースカップをよく当ててくれるこができるようになった。

「おいしい?」

「うん」

私がそう言うと、ミハイルは満足そうな顔で私の口元までハンカチを取り出して拭いてくれる。

いつかダミアン兄さんがするのを見て、気が気でなかったようにだ。

そしてその時、私は今日何度か感じた忌まわしい視線を感じた。

シャルロッテの乳母は、神官に身を置いたという人がするにはあまりにも苦い感情が込められた視線なので、意識しようとしても気付いてしまう。

もっとイライラするのは。

(単純に私に注目するのが嫌な王妃と似ているわけではないようで)

乳母は私ではなく、ミハイルに向かってイライラを隠さずに睨んでいたから。

 



 

相変わらず自分勝手な王と王妃。

シャルロッテ王女も全然懐いていないですね。

乳母がミハイルをそこまで蔑視する理由とは?

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