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46話




 

こんにちは、ピッコです。

今回は46をまとめました。

 

 

 

 

 

ネタバレありの紹介となっております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

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46話

45話 こんにちは、ピッコです。 今回は45話をまとめました。 ネタバレ...

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 自分だけの可能性④

続いて、急いで胸甲を脱いで床に投げつけたリプタンが、マックの体をさっと持ち上げて柱に押し付ける。

マックは下腹部に押されている固いものに目を大きく開けた。

再会のキスも、情熱的で愛らしい愛撫も、もっと親愛に近いものだと勘違いしていたのだ。

リプタンは空腹の人のように彼女の体をこすりつけて唇を洗う。

マックはかすかにうめき声を上げ、首をしっかりと抱きしめた。

大柄な犬が体を揉んでくるような愛らしい身振りは、あっという間に荒々しく情熱的なものに急変する。

リプタンは彼女のお尻をつかんで引き寄せ、彼女の興奮した体を完璧に感じさせた。

彼の言葉通り、リプタンの体は火がついたように熱かった。

「今、今すぐ君の中に入らなければならない」

マックは度重なるキスでべとべと濡れた彼の唇をぼんやりと眺める。

リプタンは彼女の腰ひもを引きちぎるように解き、スカートとペチスカートを一気に引き上げた。

マックはお尻を包み込む手に合わせて彼の腰を足で巻きつける。

「リ、リプタン・・・」

マックは彼をぎゅっと抱きしめて腰をくねくねと動かした。

リプタンは腹部を蹴った人のようにびくびくしていたが、すぐに素早く力強く体を動かし始める。

何度繰り返しても全く慣れない荒々しい感覚が彼女を揺るがした。

全身の神経が鋭敏になり、何かを急いで要求してくる。

マックは気を失いそうになり、むせび泣いて彼の裾をむしり取った。

リプタンは濡れた唇を彼女のこめかみに擦り付けた。

「マキシ・・・、もう少し。もうすぐだよ・・・」

マックは涙ぐんだ視線で赤く燃え上がった彼の顔を見上げる。

荒い息をしていたリプタンが片手で彼女の後頭部を包み込み、豪快なキスを浴びせた。

マックは怒った猫のようにうめき声を上げる。

やがて絶頂の端に逹したリプタンが、このままだと体が壊れるのではないかと心配になるほど強く一度・・・、二度・・・、三度・・・、自分を押しのけて身震いした。

マックはふくらはぎをぴんと締め、足の指を思いっきりすぼめた。

リプタンは彼女の尻を包み込み、狂ったような熱がおさまるまでじっと立っていた。

 



 

「なんてこった・・・、私が痛くしたんじゃないよね?」

やっと震えが少しおさまると,リフタンは柱に打ちつけていた頭を上げ、かすれた声でつぶやいた。

マックは魂が抜けた目で彼を呆然と見ている。

リプタンは身を引き離し、荒っぽい声でつぶやいた。

「こんなに乱暴にするつもりじゃなかったのに・・・」

リプタンは彼女をベッドに置き、心配そうな顔で見た。

マックは力が抜けた足で辛うじて持ちこたえて頭を横に振る。

「わ、私は・・・、だ、大丈夫ですよ・・・」

「それは、あなたの口癖じゃないか」

彼はよろめいている彼女の腰を掴んでまっすぐに立たせた。

マックは絶頂の余韻から抜け出せずにスカートを元に戻すのをぼんやりと見守る。

夫は自分が望む時にいつでも妻を使用する権利があった。

自分は彼のものと同じだったので、傷つけたりしても構わない。

それでも彼はいつも自分の気持ちを気にしていた。

マックは声がかすんでいた。

「私、本当に・・・、痛くなかったです」

「いいよ。それじゃ、もう一度ちゃんと・・・」

 



 

その時、ドアの外から躊躇うようなノックの音が聞こえてきた。

「旦那様・・・。お風呂のお湯を用意してきましたが、どうしましょうか?」

女中の苦しさが幼い声に、マックは耳まで赤くなる。

まさかあのドアの外で全部間いていたんじゃないよね?

羞恥心で死ぬところ、リフタンは彼女を前に置き去りにして,静かにズボンを履いてドアを開けた。

マックは素早くベッドに上がり、布団をかぶった。

とても顔を上げることができなかった。

しばらくして、下女たちが浴槽の中にお風呂のお湯をいっぱいにして、タオルと着替えを置いておいて、外に出ていく。

マックはそっと頭をもたげた。

リプタンは残りの防具とごちゃごちゃした服を脱ぎ、暖炉のそばに置かれた浴槽に体を浸している。

「マキシ、こっちにおいで」

彼が彼女に片手を差し出した。

マックは真っ黒な髪の毛を水がぽたぽたと落ちるように見つめる。

リプタンは浴槽に片腕をかけ、人見知りの激しい猫でも誘惑するような笑みを浮かべた。

「あまりにも疲れて手も動かせない。私を洗ってくれ」

「うそ・・・」

「十日も山の中で霜に降られながら寝たんだ。全身がうずいて足の指に感覚がない。君がちょっと手伝ってくれ」

彼は不平を言い続けた。

大げさに言うのが明白に見えたにもかかわらず、マックは一抹の心配を振り切ることができず、そっとベッドから出て彼の前に近づく。

すると、リプタンが彼女の腕を引っ張って手のひらに唇を押し、頬をこすった。

「服を脱いでこっちに入って」

彼が優しく命令する。

「私はまだ君が足りない。急いで」

マックは震える目で彼を見た。

どうして自分がその言葉に逆らうことができるのか。

マックはゆっくりと服を脱いだ。

ドレスの紐を解いて床に置き、シュミーズを引きおろした後、ホーズを脱いで椅子の上にかけておく。

リプタンは真っ黒に燃え上がった目でその姿を.じっと見つめた。

マックは最後に下着を脱いで浴槽に入る。

彼は彼女の腰を引き寄せ、胸の膨らみに唇をつけた。

熱い唇が皮膚の上で感覚的にうごめく感覚に、お腹の中に再び火花が飛び散る。

彼は彼女をひざの上に座らせ、鎖骨を軽く噛んだ。

マックはうめき声をあげて彼の顔を包み込んだ。

彼を引き離したいのか、もう少し近くに引き寄せたいのか分からなかった。

痛みに近い快楽が鋭く背筋をかき落とす。

「あなたも私を望んでるの?」

リフタンは彼女の胸を手で支えるように抱きかかえながら尋ねる。

マックはあえて返事をすることができず、顔だけ真っ赤に染めた。

それだけでも答えは十分だった。

リプタンの瞳が満足感と欲望、そして言葉では説明できないある強烈な感情で揺れた。

彼は彼女の唇を飲み込み、再び彼女の足を広げる。

マックは全く満足できない男の腕の中で、なすすべもなく溶けていった。

 



 

 

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