こんにちは、ピッコです。
「影の皇妃」を紹介させていただきます。
今回は206話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ彼の娘ベロニカの代わりになったエレナ。
皇妃として暮らしていたある日、死んだはずの娘が現れエレナは殺されてしまう。
そうして殺されたエレナはどういうわけか18歳の時の過去に戻っていた!
自分を陥れた大公家への復讐を誓い…
エレナ:主人公。熱病で死んだベロニカ公女の代わりとなった、新たな公女。
リアブリック:大公家の権力者の一人。影からエレナを操る。
フランツェ大公:ベロニカの父親。
クラディオス・シアン:皇太子。過去の世界でエレナと結婚した男性。
イアン:過去の世界でエレナは産んだ息子。
レン・バスタージュ:ベロニカの親戚。危険人物とみなされている。
フューレルバード:氷の騎士と呼ばれる。エレナの護衛。
ローレンツ卿:過去の世界でエレナの護衛騎士だった人物。
アヴェラ:ラインハルト家の長女。過去の世界で、皇太子妃の座を争った女性。
206話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 前例のない事件
首都郊外から飛ぶ鳥も落とすという大公家の騎士たちが殺害されるという前例のない事件が発生した。
狩りに出た皇太子シアンが事故現場を目撃し、直接調査に乗り出す。
調査の結果、驚くべき事実が明らかに。
事故現場で行方不明になったとされるラインハルト家の騎士団長ウォルフォートの折れた愛剣が発見されたのだ。
さらに、死んだ大公家の騎士ルーカスの体に刻まれた傷痕が、覇道的な剣術を駆使するウォルフォートのものと正確に一致した。
証拠と状況が大公家騎士の殺害事件の凶手としてラインハルト家を名指しする。
ラインハルト家を率いるクロム公爵は「無実だ」と否定した。
行方不明になったウォルフォートは、「数ヶ月間、家門に戻っておらず、騎士団長職から解任した」と言い、「この事件とは無関係だ」と主張している。
もどかしいのは大公家も同じだ。
シアンの介入により事件現場調査の主導権を失ってしまった。
帝国の法には首都近隣地域は貴族の反乱を考慮して騎士団を動かす時、必ず皇室に報告しなければならない義務があるのだが、それを大公家が破ってしまったのだ。
現場で手がかりを探してエレナを追いかけようとしたエレナの計画は、そのようにして水泡に帰す。
遅ればせながら調査に着手したが、痕跡はすべて消えた後。
しかもエレナの背後にラインハルト家の介入が疑われ、状況は迷宮入りした。
大公家所属の騎士の死にウォルフォートが関与したことが知られ、帝国の軸を成す両家の関係は急速に冷えてしまった。
泣き面に蜂で、事故現場を調査していたシアンによってリアブリックの存在が陽だまりとして明らかになってしまう。
失脚した彼女が堂々と大公家の騎士団を統率するという話が知られると、貴族たちは激しく反発した。
リアブリックの失脚を主導した西武と東部、南部の首長格のボロニー伯爵、ノートン子爵、フアン男爵が主軸になって大公家に対する不信を露骨に表した。
結局、フランツェ大公が前面に出て怒った貴族たちを慰めることに。
「今回の事件はリアブリックは独断的に動いたことであり、自分とは関係のないことだ」と線を引いたのだ。
また、勝手に騎士団を動かした彼女は、それに見合う重い責任を負うだろうと釈明した。
皇太子妃選出式に関する噂も流れている。
疑問の事故が皇太子妃の選出と関連した両家の対立かもしれないと噂が広がったのだ。
そのような混乱した状況の中でエレナは姿を消す。
皇太子妃選出式の最終競合を基点にベロニカ公女が数日間邸宅に戻ってこないと、大公家の家臣たちは疑問を抱いた。
リアブリックの後任として大公家の実務を担当したアセラスは、公女の健康状態が良くないため療養中だと言い張っている。
実は病気が悪化したのではなく、別に男がいて最終競合を諦めたなど根拠のない悪噂も出回った。
それからしばらく後。
一台の馬車が大公家に入城した。
白馬6頭が引く豪華な馬車は、皇室の儀典用馬車よりも華やかだ。
注目を浴びながら邸宅の前に立った馬車を見て、制服を来た運転手が近づいてドアを開ける。
馬車から出てきた金髪の女性は高慢な足取りで馬車から降りてきた。
「公女殿下にご挨拶申し上げます」
女中と使用人たちが一斉に頭を下げて挨拶する。
ベロニカは無表情で涼しさを漂わせる目つきで彼らの顔を覗き込みながら言った。
「気になるわ」
「え?」
「庭師にチューリップとデイジーを全部捨てるように言ってちょうだい」
執事が瞬きをしながら口を開く。
「公女殿下が生き生きとしたチューリップとデイジーを植えろと・・・」
「私はそんなこと言ってないけど?」
「・・・」
執事は呆然となる。
庭に植えられていたユリをなくし、チューリップとデイジーを植えるように言ったのは明らかにベロニカ公女だった。
ところが、当の本人は覚えがないと言う。
「執事」
「はい、公女殿下」
ベロニカが表情を固めると、執事は動揺する。
ひどく冷めた目つきが彼を貫いた。
「あなたは私の話に「はい」と答えればいいの。あなたが無駄な言葉を吐き出したら、私があなたを放っておくことはできないでしょうね」
「も、申し訳ありません」
執事が頭を下げると、ベロニカは表情を和らげる。
「私は庭でユリの奥ゆかしい香りが嗅ぎたいの。二日以内に」
「ふ、二日以内にでしょうか?は、はい、分かりました。すぐに処置します」
ベロニカの目つきが細くなったのを見た執事が冷や汗を流しながらすぐに訂正した。
ちょうど彼女をエスコートした運転手が馬車から鳥籠を取り出す。
ベロニカは囀る青い鳥を見下ろしながら冷たい笑みを浮かべた。
「行きましょう。私がいなければならない席へ」
「はい、公女殿下」
エレナが消えた後、さまざまな混乱が起きたようですね。
そして、ついにベロニカが邸宅に戻ってきました。
何も事情を知らない使用人たちは、ベロニカの無茶振りに耐えることができるのでしょうか?
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