こんにちは、ピッコです。
「夫を味方にする方法」を紹介させていただきます。
今回は135話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
死ぬ前に読んでいた本の中の悪女ルードべキアに憑依してしまう。
前世では養子となった家族から虐待を受けていたけど、ルードべキアも同じような境遇だった…。
しかも父によって政略結婚させられた北部最高の冷血な騎士イースケは原作で自分を殺すことになる夫だった!
小説の内容をすでに知っているルードべキアは、生き延びるために夫を愛する演技をするが…
ルードベキア:ルードベキア・デ・ボルヒア。本作の主人公。愛称はルビ。
イースケ:イースケ・バン・オメルタ。ルビの結婚相手。愛称はイース。
エレニア:エレニア・バン・オメルア。イースケの妹。愛称はエレン。
フレイヤ:フレイヤ・バン・ピュリアーナ。イースケの幼馴染。
ボルヒア:教皇。ルビの父親。
チェシアレ:チェシアレ・デ・ボルヒア。長男
エンツォ:エンツォ・デ・ボルヒア。次男。
ローニャ:ルビの専属メイド
135話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 詰問
「アイバン卿」
「・・・はい、尊敬する団長」
「卿は今一体どうして口を尖らせているのか」
「え?そんなことは・・・」
「あえて陛下の面前で口答えをするのか!反省をしているのか、諸君たちは!」
ゴロゴロ!と、とうとう火の雷が落ちた。
これに対し、もはや少数精鋭ではなくなるかもしれない少数精鋭たちは驚いて慌てだす。
涙を含んだ悲恋の花のようなアイバンから怒ったヒグマのようなガラール、ショックで固まっていたカミュ、突然眼帯の内側が痛くなるふりをするルーブと覆面を熱心に掻くエスゲルまで全員が。
このような深刻な状況で、ただ一人、このすべての事態の元凶そのものである厚かましい奴だけが平然とした顔で同僚たちの醜態を鑑賞している。
しかし、この場で国王の愛する甥であり、大先輩の息子である彼にこの野郎と悪口を言うこともできない。
訳もなく名指しされたアイバンは、ただ恨めしい友人に向かって目を向けているだけ。
ついに若い後輩たちのこのような醜態をいつまでも見ていられないと判断した大先輩が手助けする。
オメルタ公爵は血色の何かを思い出させる冷たい視線は息子に、言葉は残りの罪人に向かう曖昧な態度を取り、謹厳に吐き出した。
「フロストドラゴンの討伐を計画しなければならないな」
「何を勝手な」
案の定だろうか。
その時になってようやく待っていたかのように、すぐ口を開くイースケの行動に、みんなが「そうだと思った」という表情を浮かべる。
一言で言って、空気の抜けた何かのような表情になり、一斉に昨今の問題児を睨み始めた。
さらに国王でさえ、微かな笑みを浮かべて眉間をしかめている。
大事にしていた甥っ子が少し大きくなったからといって、すぐに面前で王座の権威に挑戦する態度を取っているところなので、それに値するだろう。
「イースケ卿。卿はこの場でパラディンのマントを脱ぎたいようだ」
「心にもない言葉は慎んでください、陛下」
「何の自信で心にもない言葉だと断言する?」
「最近のチャンピオンとして国家の地位を広く高めたやつに、いきなりパラディンをやめろと罷免させるとしたら、可哀想な民をはじめとする優しい隣国の方々は何があったと思うのではないでしょうか?」
「・・・」
フェノール王がため息をつきながら、こめかみを擦りはじめる。
この優雅な圧迫にオメルタ公爵と騎士団長は、しばらく暗鬱な視線を交わし、同時に怒鳴りつけた。
「この大馬鹿者め!」
「イースケ卿!卿がどうして私にこんなことができる?どうして私の信頼を裏切ることができるんだ?」
「大変恐縮ですが、バロンズ卿が私にそうしろと言ったのではないですか」
今や談話室の中に集まった全員の険しい視線を一身に受けるのはバロンズ卿の方になる。
意外な事態に戸惑ったのも束の間、ロンギヌスの騎士団長は巧み慌てた様子を隠し、再び怒鳴りつけた。
「団長と言え、イースケ卿!そして私が一体いつそう言った?ドラゴンに頭でも殴られたのか?」
「私に私のガラスの器のように敏感で繊細な妻が何を望んでいるのか調べて、全部聞いてやるようにと言ったじゃないですか。ですので、人生の先輩の忠告に従ったまでです」
「・・・卿の繊細な妻が、卿にこのような国家大事を隠すように頼んだのか?それとも、こんなに図々しく振る舞うように頼んだのか?」
「言い過ぎです。私の妻が何のために私にそんなお願いをするのですか?私の妻は、私を捕まえてあれこれせがむ愛らしい姿をなかなか見せない成熟した人です。よく知らないくせに無闇に話さないでください。団長の奥さんを勝手に評価されたら気分がいいですか?」
「・・・」
指揮下のパラディンたちの尊敬を一身に受ける騎士団長は、これ以上何も言わなかった。
代わりに、実に不気味にあご髭を擦りながら、オメルタ公爵の方を振り返る。
「これが全て公爵が息子一人をまともに捕まえられず起きた事案だという事実は理解していると信じよう。そうですよね、陛下?」
国王は、この上なく温厚な笑みを浮かべていた。
あからさまに父親としての権威が大きく傷ついてしまった公爵は、息子に向かって灰皿を投げる代わりに、じっくりと注意喚起する。
つまり、話題を変えたのだ。
「何が原因であれ、ドラゴンが襲撃を敢行した以上、そのまま放っておくことはできない。危うく各国の重大人物が災いに遭うところだったのだから」
「誰も死んでいません。そんな中、一番安全だった外国の方々は今頃一生二度とない体験だったと言って、楽しそうに騒いでいることでしょう」
「宮殿の約3分の1が粉々になった。月の塔は言うまでもなく」
「それは残念ですね。私がそこで死んでいたら、今頃は再建の代わりにドラゴンスレイヤーの有望株を募集していたと思いますが」
「父親の前で死ぬべきだったという妄言を吐くのか!親がくれた命を大切にせず、勝手に飛び込むような奴が誰を守れる?それで愛妻家のふりをする資格があると思うな!」
まさに全盛期を思い出させるオメルタ公爵の恐ろしい爆発に、冷水を浴びせたような静寂が続く。
それこそ訳の分からない爆発だったからだ。
国王が自ら乗り出して密かに質問をするほどに。
「公爵、お前おかしくなったのか?」
「申し訳ありません、陛下。失礼をお許しください」
フロストドラゴンを討伐するのは阻止してほしいです。
それよりも、まずはチェシアレの捜索を!
チェシアレの側近はどうなったのでしょうか?
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