こんにちは、ピッコです。
「愛され末っ子は初めてで」を紹介させていただきます。
今回は47話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
47話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 王妃の出産③
シャルロッテ王女の誕生祝賀パーティーは遅すぎたが、今回の社交界シーズンの最後の日程と同じだった。
だから私はもやもやしていたが、何事もなくやり過ごすことを願っている。
(最初から何かあると思うのがおかしい。王妃はすでに何度も恥をかいたのではないか。そうしておいて、また事を起こしたら本当に顔が厚くても厚すぎるんじゃないかな?)
ミハイルにも家族にも何事もなくこのパーティーが終わって、早く公爵領地に戻りたい。
この1年半のように、公爵領で平和に些細な日常を送るのがちょうどよさそうだった。
(お母さんの気持ちがこんなに理解できるとは思わなかった)
いたずらに面倒くさがったのではなかった。
しかし、王妃は私の希望事項をよく壊してくれた。
たった2ヶ月のシャルロッテ王女が指をしゃぶりながら眠りについた時。
王妃は慈愛に満ちた顔を作り、自分の子供を眺めながら、ゆったりとした顔で口を開いた。
「シャルロッテは生まれた時から孝行娘でしたね」
私が母を通じてこっそりと偵察した時、ルクシアスの髪を一握りも抜いたと思うけど。
「私と殿下が早く見たかったのか、すぐに出てくれたんです」
「そうなのですね!こんなに若いのに、どうして今から立派でご両親を思う王女様なのでしょうか!」
ずっとくっついていた貴族は、唾もつけずにぴったりのお世辞を言った。
「ほほう、もちろんです!両親と命を交換した誰かとは違う、とても祝福された赤ちゃんですから!」
王妃が声を上げてそう言うと、プロのお世辞師である貴族さえもすぐ口を開くことができなかった。
いや、それだけではない。
場内で冷たい飲み物を飲みながら暑さをしのいでいた他の貴族たちが扇ぎを忘れるほどだったからだ。
そして。
(ミハイルが・・・)
貴族たちがいくら厳しい視線を送っても無視して、ひそひそ話しても平気な子だったのに。
私にいたずらをするように扇いでいた手がぴたりと止まった。
意識的にずっと笑っていた笑みも止まる。
(まさか・・・)
両親と命を交換したってミハイルの話?
いや、でも大人になって今それを公開的な場で指摘するって?
あまりにも稚拙なことだ。
チョコが調べるにはただの事故で亡くなったと言ったが、「運が悪かった事故だ」と話していたが。
国境地帯を視察に行ったが、魔物が過度に出てきたため、命を保つことができなかったというからだ。
当時、危険な地域に行くためにミハイルはレベンティス大公が連れていたと言っていた。
(それがどうやってミハイルが両親と命を交換することになったの?)
まったく理解できない憶測。
でも、もっと荒唐無稽なのは。
「あの乳母、どうして今王妃の言葉に満足していないように見てるんだ?)
他人が見れば、ただの落ち着いた顔だと言ったはず。
でも私は確信できた。
肯定。
敵の感情はともかく。
私は否定的な感情は絶対に間違えないように読み取るオ能があったから。
ミハイル・レベンティスは王妃がそう言って十数秒も経たないうちに再びにこにこ笑顔で帰ってきた。
(前もってこんなことが起こると思ったの?)
それなら出席をするな。
頭の中で、ミハイルが出席するかどうかを尋ねた日の顔が思い浮かんだ。
今やっと7歳になった子供がこんなことにどうして免疫をつけているのだろうか。
なんで避けもしないの?バカみたいに。
「りんごジュースは嫌い?他のジュースを持ってこようか?」
今ジュースが問題なの!?
私は本当にミハイルにどうして何ともないのかと聞きたかった。
でも、そうすればもっと傷つくのは幼い少年になるから。
それで私に手をずっと握ってくれと言ったのかと。
私はあまりにも惨めな気持ちになり、代わりにミハイルの手をぎゅっと握った。
この子の手は二人なのに、手を握ってくれる人がおじいさん一人だけだから仕方ない。
弟だと思っているという私も捕まえてあげないと。
「ジュース、ピヨアッサー」
「喉渇かないの?」
君のおかげで水浸しになってかえって困るくらいだよ。
「うん」
率直でない私はただそう答えた。
それでもミハイル・レベンティスは・・・。
「すごくいい日だ。今日、赤ちゃんが一日中手を握ってくれた日を必ず覚えておかないと」
そんなくだらないことを言った。
汚い日なのに何で覚えてるの。
普段発揮する冷たさや渇望はどこに捨てたんだ。
私はミハイルの代わりに八つ当たりするように腹を立てる。
それでも笑うこの子がとても残念で。
そしてその時、私は思う存分本人をセルフ称賛した王妃が乳母と一緒に席を外すことを知って魔力を散らした。
何かのような話を一つ聞いてみよう。
「な、なぜそんなに怒っているのか」
休憩室のドアが閉まる音がするやいなや、王妃が怯えた声で乳母に尋ねる。
なんだ、せいぜい私がディネア子爵を追いかけてあげたら、また似たようなことをしたのか?
「どうして私が最初に申し上げた通りにしなかったんですか?」
「まともやったんじゃない!」
王妃がたじろぎながら足を引く音が聞こえた。
「私が確かに申し上げたでしょう、殿下が今回王子様ではなく、王女様を産んだのは主が怒っていたからで、大神様がおっしゃったということですと」
「そうね」
「その原因は誰だと言いましたか?」
乳母ではなく、厳しい家庭教師のようだね。
目下の者が自分を脅しているのに王妃は普段のように大声を出すこともできなかった。
「レベンティス・・・小公爵だと言ったよね」
「大切な赤ちゃん様を持った体で、その呪われた者を呼ばなかったとしても、私と王妃あなたが面倒を見るようになったのは王子様だったと思いますが!」
何をインチキのようなことを言うの?
いや、あんな狂ったことを言うのは、そう扱ってもいいと思うけど?
「し、知ってる・・・!それで今回は呼んでも近寄れないようにしたんじゃないか」
「それでは足りないんですよ。主神の怒りを鎮めるためには汚いものを確実に片付けなければならないんですよ」
乳母はいらだちを隠さず、狂った言葉を吐き出した。
王妃はその言葉に言葉が詰まったように躊躇したが、すぐに大きく息を呑みながら口を開く。
「でも・・・!」
「しかし、何ですか?言い訳をするつもりですか?」
「それでも、それでもあまりにも恐ろしい言葉ではないか。親を食い物にして生き残ったなんて・・・!」
え?
ここでまた時代遅れのような言葉を聞くことになった。
あの乳母が問題なの、それとも神殿が問題なの?
「もし私がそ、そんな不正に乗ったら・・・うぅ・・・」
その瞬間、王妃がどこかを痛めつけられたのか、うめき声を上げた。
「私の話を今疑っているんですか?」
乳母が聖力を使ったのだ!
その瞬間、私は封印の視日当時、ミハイルが神官の聖力に痛がっていたことを思い出す。
聖力は本質的に温和な力だということだ。
人を守って治癒し、助けるための力なのに・・・!
私は一人で拳をぎゅっと握る。
その後、王妃は乳母に二度としないと何度も誓った。
主神に嫌われることだけは怖いとぶるぶる震えながら。
あの狂った乳母にどうやって手を貸すの?
神殿の力が想像以上に大きいようです。
乳母は神殿が派遣した者でしょうか?
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