影の皇妃

影の皇妃【144話】ネタバレ




 

こんにちは、ピッコです。

「影の皇妃」を紹介させていただきます。

今回は144をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

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フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ彼の娘ベロニカの代わりになったエレナ。

皇妃として暮らしていたある日、死んだはずの娘が現れエレナは殺されてしまう。

そうして殺されたエレナはどういうわけか18歳の時の過去に戻っていた!

自分を陥れた大公家への復讐を誓い…

エレナ:主人公。熱病で死んだベロニカ公女の代わりとなった、新たな公女。

リアブリック:大公家の権力者の一人。影からエレナを操る。

フランツェ大公:ベロニカの父親。

クラディオス・シアン:皇太子。過去の世界でエレナと結婚した男性。

イアン:過去の世界でエレナは産んだ息子。

レン・バスタージュ:ベロニカの親戚。危険人物とみなされている。

フューレルバード:氷の騎士と呼ばれる。エレナの護衛。

ローレンツ卿:過去の世界でエレナの護衛騎士だった人物。

アヴェラ:ラインハルト家の長女。過去の世界で、皇太子妃の座を争った女性。

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144話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 大きな勇断

「私がなぜ今まで皇太子妃を空席にしていたのか分かるかい?」

「外威を置かないようにしていたのでは?」

「以前はそうだったが、今は違う」

「違うのですか?」

エレナは顔を上げてシアンと視線を合わせる。

海のように静かだった彼の瞳に荒波が吹き荒れていた。

「その空席に置きたい女性がいるからだ」

一瞬エレナの心臓が激しく鼓動する。

「彼女のため、皇太子妃の席に少しの傷も残したくないのだ」

その席の主人が誰なのか、シアンは正確に指し示さない。

それでも自分を見つめる切ない視線と言葉の中に込められたニュアンスで推測はできる。

わざと知らないふりをするエレナの心も穏やかではなかった。

一様に自分に近づいてくるシアンを無理やり無視することも大変だ。

感情の動揺は不可抗力で、エレナは理性的に対処しようとしたが、思った通りにはいかない。

「それが君の頼みを躊躇っている理由だ」

「殿下・・・」

「頭では理解しているが、胸が受け入れられない」

「・・・」

シアンはそっと目を閉じた。

無表情な顔には、深い煩悩と苦悩が漂っている。

エレナはそのようなシアンの姿を目にしながら待っていた。

シアンが目を開けて再び口を開いたのは、それからしばらく経った後。

 



 

「皇太子妃選出式を開く」

「殿下・・・」

エレナは言葉を濁した。

難しい頼みにもかかわらず、大きな勇断を下してくれたシアンが有り難かった。

「しかし、今回の選出式で皇太子妃を選ぶことはないだろう」

私も皇太子妃にベロニカやアヴェラが選任されることを望んでいません

皇太子妃選出式はあくまでも時間を稼ぎ、大公家に従う貴族たちを分裂させるための計略の一部に過ぎない。

もし選出式を経てベロニカやアヴェラが皇太子妃に選任されるしかないなら、そもそもこの計略は実行に移してはならない。

シアンが失うものが、あまりにも多いからだ。

そんなエレナの真心が伝わったのか、シアンの表情が少し和らぐ。

「君がそう言ってくれて良かった」

「こちらこそ容易ではない決断を下してくださり、殿下に対しての身の置き所が分かりません」

エレナは体を起こして丁寧に礼儀正しく挨拶をした。

「殿下がいなければ、ここまで来ても、そのまま退くしかなかったはずですから」

ベロニカの早期復帰は予想もしていない大きな変数だ。

もしシアンがいなければ、涙を浮かべて大公家から脱出しなければならなかっただろう。

そうなればエレナが外部でどれだけ工作を繰り広げて圧迫を加えるとしても、内部が堅固な大公家を崩すには力不足だったはず。

 



 

悩みは長かったが決断を下したシアンは躊躇わなかった。

むしろ積極的な姿を見せて、エレナの役に立とうとする。

「決まったのであれば、日時を決めよう。君が望む日付を教えてくれ」

「今から4ヶ月後にしてください」

「君も知っているように、皇太子妃選出式は計3回の競合を経て皇太子妃を選出する。4ヶ月後が最後の競合日になる」

「ええ、知っています」

前世の歴史では、学術院を卒業したセシリアが奇襲的に皇太子妃としてセシリアを冊封した。

その余波でエレナは1年間社交界で評判を高める時間を待つしかなかったのだ。

その後、シアンとセシリアの間で跡継ぎがいないと知り、フランツェ大公とリアブリックはこのタイミングだと判断したのか、皇室の繁栄と安定を図るためという名分で皇妃を投入しなければならないと主張する。

その結果、エレナが熾烈な選出式を経て第1皇妃となった。

「そう公表するようにしよう」

「ありがとうございます、殿下」

「君の頼みを聞いてあげたのだから、君も私の頼みを聞いてほしい」

「仰ってください」

「怪我をするな」

「・・・」

エレナはシアンの心配そうな目に感動した。

「危険だと感じたら、全部放り出して逃げてほしい。私と一緒に。大公家の没落、君が出来なければ私がすればいい。だから、全部を一人で抱え込まないでくれ」

「殿下」

明らかに無理な頼みであることを知りながらも聞いてくれたシアンは、最後までエレナを心配していた。

彼の真実の心がエレナを感動させる。

「そうします」

「それでいい」

その弱さで十分だと言わんばかりに、シアンもこれ以上は何も言わなかった。

彼にとって最も懸念されるのはエレナの安危。

そのような心配のこもった気持ちをよく理解しているため、エレナも無謀に動くつもりはない。

死んだら何の役にも立たないのだ。

復讐も生きてこそ可能だった。

エレナは彼らに惨めに殺された簡単な道理に気づく。

(ベロニカ)

突然死んでいった自分を見て嘲笑ったベロニカの姿が思い浮かぶ。

イアンを抱えて別れを告げた、あの悪魔のような姿が。

(これ以上、あなたの思い通りにはいかせない)

状況は変化した。

ベロニカが戻ってくる時期を決めるのも、今はエレナにかかっている。

(これから、あなたの名前と地位で何を犯すか期待していてちょうだい)

大公家に戻ったベロニカがどんな表情を浮かべるか想像するだけでも、エレナの口元に濃い笑みが描かれた。

 



 

皇太子妃選出式を開くことを決心したシアン。

エレナのために空席にしておいたはずですので、彼の決断は辛かったでしょう。

エレナがどんな行動を起こしていくのか楽しみですね!

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