影の皇妃

影の皇妃【196話】ネタバレ




 

こんにちは、ピッコです。

「影の皇妃」を紹介させていただきます。

今回は196をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

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フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ彼の娘ベロニカの代わりになったエレナ。

皇妃として暮らしていたある日、死んだはずの娘が現れエレナは殺されてしまう。

そうして殺されたエレナはどういうわけか18歳の時の過去に戻っていた!

自分を陥れた大公家への復讐を誓い…

エレナ:主人公。熱病で死んだベロニカ公女の代わりとなった、新たな公女。

リアブリック:大公家の権力者の一人。影からエレナを操る。

フランツェ大公:ベロニカの父親。

クラディオス・シアン:皇太子。過去の世界でエレナと結婚した男性。

イアン:過去の世界でエレナは産んだ息子。

レン・バスタージュ:ベロニカの親戚。危険人物とみなされている。

フューレルバード:氷の騎士と呼ばれる。エレナの護衛。

ローレンツ卿:過去の世界でエレナの護衛騎士だった人物。

アヴェラ:ラインハルト家の長女。過去の世界で、皇太子妃の座を争った女性。

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196話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 大騒ぎ

「状況はどうですか?」

「皇居周辺に大公家の騎士がズラリと敷かれている。少しでも怪しいとか皇居から出てくる馬車は追いかけて全部検閲してるよ」

「そんなにですか?」

「冗談じゃないよ?直接見たら殺伐としてるから」

大まかに混沌している状況を聞いたエレナの目は予想外に落ち着いていた。

リアブリックが失脚した後、大公家はエレナを露骨に警戒している。

追加的にローレンツを割り当て、外部を禁止し、外部との接触を遮断したのがその証拠だ。

(予想はしてたけど、やり過ぎね。まるで準備していたかのように)

エレナが思っていた以上に大公家の措置は行き過ぎた。

皇居周辺に配置された騎士の数だけを見ても、エレナが逃げるということを予想したかのように緻密な包囲網を形成している。

(情報が漏れた?)

ふと考えたが、エレナは首を横に振りながら疑問を打ち消す。

(そんな可能性はない)

エレナの脱出計画を知っているのは、ほとんどが彼女の味方だ。

もし彼らが一人でも裏切っていたら、ここまで来ることもできなかっただろう。

(納得できない。一体どうやって知ったの?)

リアブリックは失脚し、大公家を去った。

後任にアセラスが任命され、エレナにまで挨拶していた。

短い会話で断定するのは難しいが、エレナが代役なのか分かっていない様子だった。

「・・・外の状況は気にしないでください。もうすぐヒュレルバード卿が来ます。私たちは計画通りに行動しましょう」

数多くの考えが交差したが、エレナは片隅に押し込んだ。

もうこぼれた水だ。

今は計画通りに動かなければならない。

次の変数が生じれば、その時に合わせて能動的な対処をすればいいだけ。

事前に怖がって計画を変えること自体が悪手なのだから。

 



 

会話を終えた3人はテントの中で息を殺した。

焦りの中、時間はゆっくりと流れていく。

エレナの視線は手にした懐中時計から離れなかった。

そんなはずがないが、ヒュレルバードが遅れるのが間違っているのではないかと心配したのだ。

「私です、お嬢様」

外壁の間の路地から聞こえてきたヒュレルバードの声に、エレナは満面の笑みを浮かべる。

カリフが馬車の隣のテントを持ち上げると、ヒュレルバードが入ってきた。

怪我もなく無事な彼を見てエレナは安堵する。

「後始末を少ししていて遅れました。申し訳ありません」

後始末。

その意味が何を意味するのか知っているので、エレナは何も尋ねない。

ヒュレルバードが無事に来たのだから、それで十分だった。

「そんなことを言わないでください。卿をもう一度見れただけでも私は嬉しいのですから」

ようやく心から笑うことができる。

まだ安心するには早いが、ここまではエレナの計画通りに進んでいたからだ。

「先輩、もう行きましょう。これ以上遅らせる時間はありません」

「その言葉を待っていたよ」

カリフはテントをしっかりと締めて馬車をゆっくり出発させた。

放浪民族のジプシーは馬車で生活するだけに生活必需品が多い。

ゆっくり移動した方がむしろ自然なのだ。

そのようにエレナ一行を乗せた放浪馬車が皇居から遠ざかった。

 



 

同時刻、皇居は大騒ぎになった。

皇太子妃選出式の3回目の競合に参加しなければならないベロニカ公女が、競技場に現れなかったのだ。

入宮までしたベロニカ公女が来ないと、フローレンス皇后は近衛隊員に何が起こったのか調べるように指示した。

ベロニカ公女に割り当てられた応接室を訪れた近衛隊員は、どれだけノックしても反応がなかったため、ドアを開けて入ることに。

がらんとした応接間を見た近衛隊員たちは気が抜けた。

ベロニカ公女だけでなく、随行員としてついてきた騎士二人と次女二人も消えたのだ。

何かがおかしいと思った近衛隊員たちは急いでフローレンス皇后に報告する。

フローレンス皇后は、「何か尋常でないことを感じたから、どういうこなのか調べて欲しい」と近衛隊員を急がせた。

泣き面に蜂で、皇太子シアンが相当数の近衛隊員を連れて狩りに出たため、調査する人員が非常に不足していた。

一歩遅れて近衛隊員が警備兵を通じて大公家の馬車が消えたことを確認する。

出入り名簿を確認したところ、皇居を抜け出したことは確かだ。

近衛隊員は、その事実をフローレンス皇后に報告した。

「はあ!?そのまま帰ったの?皇室をこんなに侮辱するなんて!」

フローレンス皇后は怒りを抑えられず、皇太子妃選出式の3回目の競合を取り消した。

帝国の次期国母を決める神聖な選出式が侮辱されたと感じたからだ。

アヴェラ令嬢をはじめ、最終競合に上がった4人の令嬢も仕方なく戻ることに。

皇太子妃の選出はフローレンス皇后の所管であるだけに、彼女の意思に従うしかなかったのだ。

 



 

エレナの想像以上に大公家の措置がしっかりしているのは、リアブリックが関わっているからでしょうか?

大公家も混乱していますが、皇室も同じ状況みたいですね。

これで皇室と大公家に大きな溝ができるのでは?

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