影の皇妃

影の皇妃【30話】ネタバレ




 

こんにちは、ピッコです。

「影の皇妃」を紹介させていただきます。

今回は30をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

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フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ彼の娘ベロニカの代わりになったエレナ。

皇妃として暮らしていたある日、死んだはずの娘が現れエレナは殺されてしまう。

そうして殺されたエレナはどういうわけか18歳の時の過去に戻っていた!

自分を陥れた大公家への復讐を誓い…

エレナ:主人公。熱病で死んだベロニカ公女の代わりとなった、新たな公女。

リアブリック:大公家の権力者の一人。影からエレナを操る。

フランツェ大公:ベロニカの父親。

クラディオス・シアン:皇太子。過去の世界でエレナと結婚した男性。

イアン:過去の世界でエレナは産んだ息子。

レン・バスタージュ:ベロニカの親戚。危険人物とみなされている。

フューレルバード:氷の騎士と呼ばれる。エレナの護衛。

ローレンツ卿:過去の世界でエレナの護衛騎士だった人物。

アヴェラ:ラインハルト家の長女。過去の世界で、皇太子妃の座を争った女性。

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30話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 5日間の宴会

宴会は5日間に渡り盛大に行われた。

エレナは5日間全ての宴会に出席した。

高級貴族のほとんどが宴会初日を除いて参加しないことを考えると、これは非常に異例な出来事。

リアブリックはベロニカ公女が健在であることを対外的に示したかった。

そうしてこそ、大公家の後継者を巡る雑音を完全に沈めることが出来るのだから。

理由は他にもある。

エレナに社交界での経験を積ませるため。

このような機会が珍しいだけに、リアブリックも時間を割いてエレナのそばで見守っていた。

宴会が終わった後、その日に起きたことを思い出し、誤った点があれば見直すようにした。

エレナも自分の行動を制し、リアブリックの意思に従うようになる。

欲しいものを手に入れた以上、目立つ行動をするのは得策ではないから。

こうして、大公家の最大の行事が終わった。

リアブリックもこれまで処理できなかった大小の事業を消費するため、執務室に閉じこもるようになる。

そして、エレナには数日間休むように伝えていた。

(休めと言われて休むと思う?)

帝国内の有名な宝石商を屋敷に呼ぶ。

そして帝国貴族が好むダイヤを大量に購入する。

「リアブリックの目を避けて、これを処分するルートが必要ね。模造品を作る工芸職人も必要だし」

エレナは慌てなかった。

大公家にいる間はどうしても身動きが取りづらい。

「けれど、学術院に入ればある程度自由に動けるはず」

学術院での活動は絶好のチャンス。

「ローレンツは取り除いたし・・・、あとはアンだけが残っている・・・」

アンは最初からリアブリックが監視役として付けた侍女。

それが分かっている以上、彼女が問題になることはない。

「むしろ、私の方で逆に利用すればいい」

アンを連れているだけでも、エレナには大きな利点がある。

リアブリックの警戒心を和らげ、油断を引き出させるという利点が。

宝石商を帰したエレナはティータイムを待った。

 



 

  • ヒュレルバードへの罰

「公女殿下」

これまで一度も先に口を開かなかったヒュレルバードが、先に話を切り出す。

「珍しいですね、卿が先に話しかけるなんて」

「・・・」

「どうぞ」

エレナの許可が下りると、彼は首を下げた。

「遅れてしまいましたが、今からでも私の失敗に対する処分を願います」

「処分ね・・・」

紅茶の香りを鼻で味わい、舌で味わいながら考えを整理する。

「どういう処分を希望しているのですか?」

「どんな処分にも従います」

ヒュレルバードは本気だった。

当時、レンが身元を明かさないためやむを得ない状況だったが、結果的にレンと衝突し、彼はエレナの命令を遂行できなかった。

騎士に選任されて初めて与えられた命令であるにもかかわらず守れなかったので、彼にとってはあまりにも不名誉なことだった。

「それほどに処分を望むなら、聞き流すわけにはいきませんね。脱いでください」

「・・・!」

ヒュレルバードの瞳が地震でも起こったように揺れた。

彼の呆れた表情は、「氷の騎士」という言葉が間違いに聞こえるくらいだ。

「脱げという言葉が聞こえませんでしたか?」

「いいえ・・・」

ヒュレルバードが言葉を濁す。

エレナはその反応に笑いを抑えることが出来なかった。

「何を期待しているのですか?まさか上着を脱げと言われるのが嫌なのですか?」

「いいえ、そんなことは・・・」

「じゃあ下を脱げと言われたら?」

「・・・」

激しく揺れるヒュレルバードの瞳を見て、エレナはハッと笑う。

訳もわからないまま、彼は呆然としていた。

 



 

  • その意味は?

エレナは目で彼の手を指さした。

「今つけている手袋が欲しいのです」

「この手袋ですか?」

「ええ」

茶目っ気のある発言にヒュレルバードは落ち着いたのか、急いで手にしていた手袋を外す。

その手袋は戦闘用よりも儀典用に近い。

エレナは引き出しから庶子箱を取り出し、手袋に糸を縫い始めた。

彼女の手捌きが素晴らしく、ヒュレルバードは目を奪われた。

それから長い時間が経過し、エレナは手袋を彼に渡した。

「いただきます」

ヒュレルバードはそれを見下ろす。

「L」

帝国の皇室で主に使われた文字。

その意味は難解で、国家の行事や儀式で主に使われるだけで、貴族でさえもほとんど使われなかった。

ヒュレルバードも文字を読むことは出来るが、その意味は全く分からなかった。

「いつも手の甲に刻んでおいてください」

「・・・この字が私の足りなさを叱る意味が込められているのですか?」

彼は真剣な表情で、文字の意味を理解しようと努力した。

「いいえ」

エレナは意味深な笑みを浮かべる。

「これが私の処分なのですよ」

「まったく見当がつきません。これはどういう意味なのでしょうか?」

「それも一緒に悩んでください。そこまでが私の下す処分なのですから」

「・・・」

愁いの知れない海の底のように、彼は主人の内心を察することが出来なかった。

「これだけは覚えておいてください。最初の出会いから、これまで真実しか伝えていないことを」

最後までエレナの真意を理解できなかったヒュレルバードは礼儀を正した。

「騎士ヒュレルバード、公女殿下の処分を受け、常にこの字を心に抱いて歩くことを誓います」

エレナは何も言わず微笑む。

皇室の人々だけが使って読める古代帝国語。

その意味は「光」

独音で読む場合はエレナのイニシャルを意味した。

「卿の誓いを決して忘れないように」

 



 

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