こんにちは、ピッコです。
「夫を味方にする方法」を紹介させていただきます。
今回は185話をまとめました。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
死ぬ前に読んでいた本の中の悪女ルードべキアに憑依してしまう。
前世では養子となった家族から虐待を受けていたけど、ルードべキアも同じような境遇だった…。
しかも父によって政略結婚させられた北部最高の冷血な騎士イースケは原作で自分を殺すことになる夫だった!
小説の内容をすでに知っているルードべキアは、生き延びるために夫を愛する演技をするが…
ルードベキア:ルードベキア・デ・ボルヒア。本作の主人公。愛称はルビ。
イースケ:イースケ・バン・オメルタ。ルビの結婚相手。愛称はイース。
エレニア:エレニア・バン・オメルア。イースケの妹。愛称はエレン。
フレイヤ:フレイヤ・バン・ピュリアーナ。イースケの幼馴染。
ボルヒア:教皇。ルビの父親。
チェシアレ:チェシアレ・デ・ボルヒア。長男
エンツォ:エンツォ・デ・ボルヒア。次男。
ローニャ:ルビの専属メイド
185話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 夏祭りの幻想③
国王から下した秘密任務と書き、隠密な南部観光と読む旅程の期待がアイバンは内心とても大きかった。
新しい時代を迎えた黄金の城島の平和な風景、芸術家と詐欺師たちで賑わう街、各種不思議な商店と何よりも美しいフィアンセに結婚祝いとして贈る特産品など。
しかし、いざロマーニャに到着してから、そのようなのんびりした期待などは早くも飛んでしまう。
まず、任務からさっさとやってみようと判断したことまでは良かった。
ただ、彼らの目的地である修道院がロマンチックな中心地とはかなり離れた外郭に位置していたため、到着するやいなや神聖な都市の隠された裏面をまともに見なければならなかったのだ。
その上、聖徒のくせにスリと乞食がなぜこんなに多いのか分からないことだった。
迷路のように絡み合った怪しい路地と貧民街を通る間、アイバンはそれこそ元気がずっと抜けてしまった。
どの都市も同じなので、少なくともエレンディルでは子供の強盗は見かけられなかった。
子供の自警団ならともかく。
ついに到着した修道院も、すでに汚された気分をさらに汚すのに大きく貢献する。
建物自体は周辺の風景と似合わず、無駄に雄大だったが、美しいとか素敵だというより、巨大な収容所に入ったような感じだった。
「少々お待ちください」
この絵をまた見ることになるとは。
2人の北部人の身分を確認した捜査が額の汗を拭いながら出た後、アイバンはしばらく片方の壁にかかった絵を眺めながら呟く。
サタンの手下を退ける聖母・・・。
「これはあの絵じゃないの?殿下が企んでおいて、たまに一人で見るあの?」
「・・・王妃様があまりにも驚愕されたせいで、なくしてしまおうと大騒ぎしたくせに」
「わあ、こう見るとなんだか嬉しい。トカゲの子、無駄にかっこいいね?」
よろめきながら腕を組んで絵を眺めるルーブを、アイバンはしばらくじっと見つめた。
ルーブは慌てた。
「何だ、あなたも殿下に似ていくのか?」
「似ていくなんて」
「トカゲに嫉妬するところ」
「胸に手を当てて考えてみなさい。私がどうしてこうするのか」
「そうだね、お腹すいた?」
この子がいつか言った顧問官の本当の意味がまさにこういうものだったのか?
アイバンはしばらく深呼吸をする。
頑張れ、私の導火線よ。私はもうすぐ結婚する身だ。
「ルーブ、あなた一体どうしてこの仕事を志願したのか?」
「別に理由はないが。ちょうど退屈でもあったし、殿下によく見えるかどうかとも思った」
「その開所することを私に信じろと?」
「私が何か怪しい陰謀でも抱いているかと思って?」
今さら急に疑わしいか?」
くすくす笑うルーブは傷つけられたような表情ではなかった。
アイバンは一瞬戸惑ったが、素早く落ち着きを取り戻す。
「いや、私は誰が何と言おうと、奴が真の戦友だと思う。でも、お前が今まで見せたことを考えれば、到底この任務と、お前の突然の資源行為を連結することができないということだ」
「おい、俺が何をどうしたんだ?」
何をどうしたんだって?
アイバンは自分が性格が汚いという事実は認めたが、少なくとも北部のパラディンであり国王殿下の忠臣として、鼻くそぐらいはただ目をつぶる程度はあると思った。
敢えてどんどん蹴って回る必要はないのではないか。
さらに、外国の地であるお粗末なやくざの群れが、相手を問わず、お金持ちになったとしても、あえて血を見る必要はないと思った。
ところが、あのネジが抜けた奴はロマンも感性もないのか、まったく綺麗に終わらせることがないのだった。
「・・・おおらかな心構えを身につけることはできないのか?」
「そうしようと思ったのに、煩わしくするじゃないか、行く道も忙しいのに」
「お世話になったから・・・面倒なことぐらいはそのまま見過ごせばいいじゃないか!」
「なんで?」
なぜかというと、アイバンはついまた当惑感に駆られ、しばらくどもった。
「なぜなら・・・私たちは哀れな孤児を助け、やりがいのある仕事をしに来たから?やりがいがあって寛大な気分に浸ろうということだよ」
「珍しい論理だね、それは。私はそんな気分で来たんじゃないからよく分からない」
ちょうどその時、捜査から戻ってきた二人を応接室の外に案内した。
アイバンはねじの抜けた仲間のやつに目を見張るように足を運んだ。
そうしようがしまいが、ルーブは最後まで絵の方を振り返りながら、へらへらするのに余念がなかった。
ルーブの思惑が謎ですね。
アイバンはエレニアへのプレゼントが見つかるのでしょうか?
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