ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜

ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜【167話】ネタバレ




 

こんにちは、ピッコです。

「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」を紹介させていただきます。

今回は167をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

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どういう訳か小説の中の悪の一族、アグリチェ一家の娘「ロクサナ」に生まれ変わっていた!

アグリチェは人殺しをものともしない残虐非道な一族で、ロクサナもまたその一族の一人。

そして物語は、ロクサナの父「ラント」がある男を拉致してきた場面から始まる。

その拉致されてきた男は、アグリチェ一族とは対極のぺデリアン一族のプリンス「カシス」だった。

アグリチェ一族の誰もがカシスを殺そうとする中、ロクサナだけは唯一家族を騙してでも必死に救おうとする。

最初はロクサナを警戒していたカシスも徐々に心を開き始め…。

ロクサナ・アグリチェ:本作の主人公。

シルビア・ペデリアン:小説のヒロイン。

カシス・ペデリアン:シルビアの兄。

ラント・アグリチェ:ロクサナの父親。

アシル・アグリチェ:ロクサナの4つ上の兄。故人。

ジェレミー・アグリチェ:ロクサナの腹違いの弟。

シャーロット・アグリチェ:ロクサナの妹。

デオン・アグリチェ:ロクサナの兄。ラントが最も期待を寄せている男。

シエラ・アグリチェ:ロクサナの母親

マリア・アグリチェ:ラントの3番目の妻。デオンの母親。

エミリー:ロクサナの専属メイド。

グリジェルダ・アグリチェ:ロクサナの腹違いの姉。

ポンタイン・アグリチェ:ラントの長男。

リュザーク・ガストロ:ガストロ家の後継者。

ノエル・ベルティウム:ベルティウム家の後継者

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167話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 親睦会

カシスとデオンが出会った。

もしかしたらそういう可能性もあると思ったが、いざデオンの口からその話を聞くと仕方がなく動揺してしまう。

もちろん、私はカシスがデオンに出くわしたとしても、彼が無事だと信じている。

それでも心の片隅が重いのはどうしようもなかった。

しかし幸いにも、私の神経がさらに敏感になる前にペデリアンがユグドラシルに到着した。

昨日まで大雨が降ったのが嘘のように晴れた天気。

私は自分の部屋のテラスに出て一人で時間を過ごしていた。

ジェレミーが立ち寄ったことを除いても、数回来客があったが、部屋にいないふりをして皆帰らせている。

そんな中、ペデリアンの行列がユグドラシルに入るのを目撃した。

しばらくして、ついに地面を踏んで降りるカシスを確認して初めて心が完全に安らかに。

わざと目につくテラスに出ていたので、彼も私を難なく見つけたようだ。

次の瞬間、カシスは私に向かって小さく首を横に振る。

それを見て私は眉をひそめた。

・・・そうなんだ。

ベルティウムはペデリアンの行列を訪問しなかったようだ。

どうしてだろうか?

きっとダンテならユグドラシルに入る前にニックスを狙うと思っていたのに。

もしかして私たちが判断を間違えたのだろうか。

それとも他の変数があったのかな?

紛争がなかったのなら、それにより被害もなかったはずなので、それはそれで悪くないのだけれど。

ペデリアンの馬車の中で、袋にぐるぐると干した荷造りのようなものが一つ運ばれているのが見えた。

おそらく、あれがニックスだろう。

それ以外にもデオンに会ったことについてカシスに聞いてみたかったけど・・・、今はそのような状況ではない。

カシスはペデリアンの全員が建物の中に入り、他の人が彼を催促するまで、ずっと同じ場所に立って私を見ていた。

私が視野から消えるまではずっと動かない気がしたので、結局は仕方なく私が先に席を外すことに。

そして、しばらくして再びテラスに出てみた時、カシスはいなかった。

それで私も安心して中に戻る。

 



 

ペデリアンがユグドラシルに入って以来、各家の首長が秘密裏に召集される。

理由はやはりベルティウムの人形術の件だった。

ジェレミーは私が前もって説明していたので、それほど驚かなかったようだ。

けれど、それでも生理的な拒否感は仕方がないのか、彼は会議室から帰ってくるや否や私の部屋を訪ねてきて、酷く歪んだ顔で熱弁する。

「あのベルティウムの人形、直接見たらもっとクソだったよ。元々、ベルティウムの人形は皆本当の人間のように作られるの?それとも、元が死体だから特にそう感じるのかな?とにかく気持ち悪いよ」

昨日久しぶりに会って話を交わした時、ジェレミーと私はお互いの安否を尋ねながら、これまで各自にあったことについても話した。

しかし、どうしても私が今までカシスと一緒にペデリアンに滞在したという話は、ジェレミーの前でまだ率直に言い出すことが難しい。

もちろん、私も軽い気持ちでペデリアンで過ごしていたわけではなかったが、それでもユグドラシルに到着して私を見るや否や涙を流すジェレミーを見たためか迷いが生じたのだ。

それで一旦はベルティウムに招待され、アシルの人形に会った話だけを大まかに伝えておいた。

ユグドラシルの会議結果を知らせるためにちょうどベルティウムに訪問したカシスが、アシルの人形であるニックスを回収して保管していたが、連れてきたという説明も付け加えて。

「姉ちゃんは大丈夫?」

ジェレミーが慎重に私に尋ねる。

「大丈夫。あれはアシルじゃないから」

私は躊躇うことなく淡々と答えた。

 



 

ジェレミーに聞いてみると、ひとまず今日は各家門の首長たちがニックスの存在を確認することで話を終えたという。

ニックスはユグドラシルの何処かに閉じ込められたそうだ。

ベルティウムの人形術もユグドラシルの呪術陣から自由ではなかったため、実はこの中に入ってきた時にニックスが壊れる恐れがあった。

しかし幸いにも、ベルティウムの呪術が刻まれた彼の心臓が破損して停止することはなかった。

よく分からないが、魔物や召喚手を使うのとは原理が違うからか、呪術陣に影響を受ける程度にも差があるようだ。

ただし、複数の身体機能や認知能力が低下し、ニックスはまるで魂が抜けたかのようにだらりと垂れ下がっていた。

私はその姿をあらかじめ植えておいた毒蝶を通じて確認し、万が一の状況に備えて今後彼を注意深く観察しなければならないと考えている。

首長らはひとまず口止めを約束し、席を離れたという。

何よりもまだベルティウムがユグドラシルに到着しておらず、また基本的に今回の集いの最も大きな趣旨は「親睦会」だった。

ところが、早くもニックスについて騒いで対面する家門の親睦が形成されるどころか、むしろ雰囲気が騒がしくなるのは間違いないだろう。

私も今度の親睦会で気を使わなければならないのはニックスだけではないので、すぐに彼への考えを後回しにして席を立つ。

今日は昨日より一層盛大な宴会が待っている。

私はジェレミーと一緒に宴会場に向かった。

 



 

ダンテが殺された今、ベルティウムはどのような状況なのでしょうか?

ニックスの処遇も気になります。

宴会場で、ロクサナはカシスと会うのでしょうか?

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