ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜

ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜【38話】ネタバレ




 

こんにちは、ピッコです。

「ロクサナ〜悪女がヒロインの兄を守る方法〜」を紹介させていただきます。

今回は38をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

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どういう訳か小説の中の悪の一族、アグリチェ一家の娘「ロクサナ」に生まれ変わっていた!

アグリチェは人殺しをものともしない残虐非道な一族で、ロクサナもまたその一族の一人。

そして物語は、ロクサナの父「ラント」がある男を拉致してきた場面から始まる。

その拉致されてきた男は、アグリチェ一族とは対極のぺデリアン一族のプリンス「カシス」だった。

アグリチェ一族の誰もがカシスを殺そうとする中、ロクサナだけは唯一家族を騙してでも必死に救おうとする。

最初はロクサナを警戒していたカシスも徐々に心を開き始め…。

ロクサナ・アグリチェ:本作の主人公。

シルビア・ペデリアン:小説のヒロイン。

カシス・ペデリアン:シルビアの兄。

ラント・アグリチェ:ロクサナの父親。

アシル・アグリチェ:ロクサナの4つ上の兄。故人。

ジェレミー・アグリチェ:ロクサナの腹違いの弟。

シャーロット・アグリチェ:ロクサナの妹。

デオン・アグリチェ:ロクサナの兄。ラントが最も期待を寄せている男。

シエラ・アグリチェ:ロクサナの母親

マリア・アグリチェ:ラントの3番目の妻。デオンの母親。

エミリー:ロクサナの専属メイド。

グリジェルダ・アグリチェ:ロクサナの腹違いの姉。

ポンタイン・アグリチェ:ラントの長男。

リュザーク・ガストロ:ガストロ家の後継者。

ノエル・ベルティウム:ベルティウム家の後継者

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38話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 裏切り

「どうして私の前で、そんなに油断したのですか?」

ラントは指一つ動かせないほど無惨な圧迫感に押される状況でも、血走った目を前に動かした。

「親子の愛情も信義もすべて無駄だと私に教えてくれたのは、お父様ですよ」

ラントの注意を他人に回しておいて、裏で本当の謀反を企てていたのが他ならぬロクサナだったとは・・・。

ラントはその真実が信じられなかった。

しかし、そうだとしても痛恨の現実が変わるはずもない。

目つきだけでも人を引き裂いて殺すことができるならばと、彼は願う。

しかし、ロクサナはむしろそのようなラントの姿を見て笑った。

「確かに、今まで私はお父様の前で尻尾をよく振っていましたよね?」

滑稽にも、ラントの目にくっきりと残っている感情は裏切られたようだった。

しかし、それは娘に対する裏切りというよりは、飼い犬に噛まれた時の感情と似ていた。

もちろん、ロクサナはどちらもおかしいと思っていたのだが。

「デ・・・オ・・・」

驚くべきことに、ラントは圧死する寸前の状況で口を開いた。

それはやっとの思いで編み出した小さな足掻きで、彼の口から出る塵のような声とは比べ物にならないほど、血がほとばしっていた。

「デオンを・・・」

「デオン、こっちにおいで」

ロクサナは喜んで口を開く。

ラントは遠くに立っているデオンが自分の最後の砦だと思っているようだ。

しかし、それは愚かな考え。

デオンがラントを助けるつもりだったら、もっと早く行動していただろう。

デオンは涼しげな目つきで、うつ伏せになったラントをじっと見ていた。

 



 

ようやくドアに前に佇んでいたデオンが動く。

彼の足取りは、ラントとロクサナのどちらも望む審判の部屋の中央に。

しかし、彼は腕を上げてロクサナの首を飛ばす代わりに、自分の前に差し出された彼女の手を握った。

事実上、最も信頼していた息子と娘の裏切り。

ラントは信じられない表情で、その光景をじって見ていた。

「姉さん!」

その瞬間、固く閉ざされていたドアが開く。

飛び込んできたのはジェレミーだった。

「お待た___」

ところが彼は入ってくるや否や、内側の様子を見て顔を固くする。

「なんだ、これ?」

ジェレミーの反応に、ラントは希望を抱いた。

しかし、ジェレミーの言葉が彼の期待を再度打ち砕く。

「デオン。お前、姉さんの手を放せよ。姉さんの右手も左手も全部僕のものだ」

ジェレミーは歯軋りをしながらロクサナの元に向かう。

床に倒れているデオンに少しだけ視線が向かうが、ジェレミーは彼に何の関心もなさそうだった。

「残念ですが、お父様。アグリチェにあなたの味方は誰もいません」

ロクサナの顔に冷ややかな笑みが浮かぶ。

「でも心配は無用ですよ。こんな簡単に終わらせるのはつまらないですから、今すぐには殺しません」

 



 

針葉樹林が鬱蒼と茂った深い森の中を、風が吹き荒れた。

それは鋭い北風。

どこか不吉な感じを漂わせていた赤い日が暮れて、森には他の地より一足早く夜が訪れた。

その闇に紛れて、静かに息を殺して時を待っている人たちが。

割れた月の欠片のように煌めく目には、鋭い気配がこもっている。

「いらっしゃいましたか」

ようやく彼らの待っていた主人が到着した。

「状況は?」

「先ほどから内側が少し騒がしいです」

鋭い金色の瞳が遠くの光をじっと見つめている。

「動きますか?」

「もう少し待つ」

カシスが到着するまで指揮を取っていたイシドールは何の疑問も表さず、主人の命令で退いた。

カシスは冷たい目で正面をじっと見つめる。

激しい風の音が耳元に響く。

その声はまるで獣の遠吠えのよう。

冬の森の獣たちでさえ、体を丸める夜。

しかし、暗闇の中で立っているカシスの肩がすくむことはない。

全てを凍らせてしまうような寒さに頬と手足が痛むはずだが、いっそのこと寒ささえ感じていない様子だった。

固い岩壁のように微動だにせず、立ちはだかった体には狩り直前の猛獣のような気配が流れている。

正面を真っ直ぐに見つめている瞳も同じく。

周囲の人たちは静かにカシスの命令を待っていた。

ふと暗黒の中に埃のような白い塵が舞い降りたかと思うと、空から雪が降り始めたのだ。

勘違いのように季節外れの蝶が一匹、雪の夜空を遊泳し、あっという間に行方をくらました。

そして、冷たい金色の瞳が鮮烈な輝きを放つ。

ついに、待っていた命令が下った。

闇の中で時を待っていた者たちが俊敏に動く。

今こそ、古い悪縁を断ち切る時だった。

 



 

ラントの味方が誰一人いなくて驚きです。

これまでラントに全員が従っていたのは、何か理由があったのでしょうか?

そして、ジェレミーの無関心っぷりも面白いです(笑)

カシスが待っていたのは、ロクサナからの合図?

二人はいつから計画していたのでしょうか?

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