こんにちは、ピッコです。
「解散するアイドルグループのリーダーになりました」を紹介させていただきます。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
ユン・ハヌル:本作主人公。アイドルグループ「スティルブルー」のリーダー
ソ・ベギュン:真面目な性格。歌、振り付け。
キム・グム:ヤンチャな性格。ラップと楽曲プロデュース。
リュ・ボラ:ミステリアスな性格。演技。
ヨン・ジュホン:ムードメーカーで明るい性格。グループ最年少。影響力、ファンサービス。
55話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 共同プロデュースの賭けと、60万人の熱狂
「実は、すべて計画されていたことだった」
台本のない番組なんて、どこにあるというのだろう。今回のことも当然、台本どおりだった。
実のところ私は、キム理事から逃れるためには、別のプロデューサーを探すのが最善だと考えていた。できることなら自分でプロデュースしたかったけれど、二十歳の新人にグループを任せるほどガールズは甘くなかった。私がこれまでプロデュースの実力をきちんと示したこともなかったのだから、当然のことだった。
前世ではお金がなくてセルフプロデュースをしていたのに。今世では、やりたくてもできないなんて。残念ではあったが、仕方がない。別の方法を探さなければならなかった。
問題は、誰をプロデューサーとして迎えるかだった。キム理事を追い出せるほどガールズに対して影響力があり、それでいて私たちを引き受ける意思のある人物でなければならない。この業界で、あえてキム理事に逆らってまで私たちを引き受けてくれる人。そんな人がどこにいるだろう。
となると――
「ガールズの内部から探すしかないよね」
私はリュボラにだけ、少し探りを入れておいた。彼女がこの業界と最も長く関わってきた人だったからだ。
「うちの会社のプロデューサーで……総括を任せられるほどの方は、三、四人くらいしかいないんじゃないですか? でも、そういう方たちは先輩たちの面倒を見るので忙しいでしょうし」
それはそうだ。そして私が確認した限り、今のガールズには特に魅力を感じるプロデューサーはいなかった。実力や名声が十分なら、私たちを引き受ける理由がない。逆に私たちを引き受けてくれそうな人は、実力や人柄が気に入らなかった。だから、新しいプロデュサーを連れてくる必要があった。全く新しい……たとえば――
「先輩みたいに、最終的には社外取締役まで目指したいって言ってた人」
そうだった。私がリュボラに見せた人物は、イスルだった。ドヒョンと同じグループ、グレイシーのメインラッパーであり、チーム内で作曲とプロデュースを担当している。さらに、ほかのアイドルたちにも曲を提供できるほど、作曲の才能に恵まれたメンバーだった。
「そういえば最近、社外取締役にまでなりましたよね……」
「イスル先輩は、ガールズが苦しかった時期に株で精算を受けたこともあるって聞いたよ。かなりの株を持っているはず」
私がこれを知っているのは、イスルが十年後にはガールズの総括取締役にまでなっているからだ。当時は単純に、『アイドルなのに、経営にも興味があったのかな?』くらいにしか思っていなかった。でも今になってみると、その野心は一朝一夕に生まれたものではなかったのだ。
「問題は……イスル先輩が私たちを引き受けようとしてくれるか――」
「今、ワールドツアー中だと聞きました。かなりお忙しいでしょうし、私たちに会う時間を作っていただけるか分かりません」
「社外取締役になってまだそれほど経っていないからこそ、むしろ今のうちに活躍ぶりを見せたいと思うんだ、私は」
そう言って、私はキム・グムと自分の作業データが入ったUSBを持ち上げた。
「それに、私が必要なのはイスルの名前であって、イスルの時間じゃない」
問題は一つだった。
「でも……こちらから先にそんな提案をするわけにはいかないよ」
「ずいぶん生意気だと思われそうですしね」
「そうだな」
――先輩のお名前をお借りしたいんです。その代わり、実績を残す機会を差し上げます。
……なんて提案するつもりなのか?
常識的な人間なら、当然断るだろう。新人。キム理事。この二つの要素だけでも十分に破格の条件なのに、口出しまでするなと言うのか? 到底、受け入れる理由はなかった。
「なら……向こうから先に提案するよう仕合わせたほうがいいな」
***
「あ、イスルさんですか?」
カン作家は意外そうに私を見た。
「オファーですよ……。できると思います。でも、ご存じのとおり――」
「とてもお忙しい先輩なので、難しいかもしれないことは分かっています。それでも、お願いします」
メニューを選びながら感じたことだが、カン作家はかなりいい人だった。それに、実力もあった。
『カン作家は全部いいんだけど、幼いテーマ特有の高尚ぶった感じがないんだよね』
オPDが一日中カン作家の悪口を口にしながらも、どうしても彼を手放せずにいたことが、その証拠だった。
「ひとまず、やってみます。でも、どういう理由で交渉するつもりなんですか?」
問題はここからだった。いくらカン作家がいい人だとはいえ、私たちの計画をすべて話すわけにはいかない。カン作家が私たちの計画を言いふらすのではないかと心配したわけではない。単純に、そこまで親しい間柄ではなかったからだ。秘密というものは、聞く側にとっても負担になるものだから。
だから私は、適当に用意しておいた口実を話した。今回のリアリティ番組の企画で、私たちがガールズの先輩たちから、アイドルについてのノウハウを直接学びたいのだと。
ところが、イスルなら本当に応じてくれそうな気がした。
「そのアイデアなら……悪くないと思います。私たちが準備していたものとも似ていますし」
「それはよかったです」
やはり、人の考えることなんて似たり寄ったりだ。そもそも私も、MTNがそういうコンテンツを求めているのだろうと考えていた。MTNが、わざわざ新人アイドルたちのリアリティ番組を制作してくれる理由は何か?
理由は二つ。ミュージカルの人気と、カラーズの知名度。その二つに便乗して楽に利益を得ようという思惑だろうが、同時にカラーズのほかのアイドルたちにも目をつけているのではないかと思った。
そこで私が先輩アイドルたちを先にキャスティングしてみてはどうかと提案すると、かなり好意的な反応が返ってきた。
「あ、ところでもう一人、キャスティング候補に加えていただけませんか?」
「誰ですか?」
「オールカラーズのデイ先輩です」
オールカラーズは、カラーズにとって二つ目のアイドルグループだ。デビュー八年目。その中でもデイは、メインボーカル兼作曲担当のメンバーだ。オールカラーズにおけるイスルのような存在、とでも言うべきだろうか。
……ただし、イスルとはかなり、いや、とても仲が悪い。これはデイ本人から直接聞いたので知っている。
『私は誰かに嫌われることには慣れてるけど、イスル先輩に嫌われるのは……正直、時間が経っても慣れない』
『イスル先輩とは仲が悪かったんですか? それは知りませんでした』
『私がデビューした頃から、本当に仲が悪かったよ』
『そもそも、どうして嫌われたんですか?』
『……それは大人たちの事情があるの』
『どういうことだろう……』
だいたい、私がデビューして四年目の頃に聞いた話だから。今頃も仲が悪いはずだ。
「お二人にプロデュースについてアドバイスをいただきたいんです」
正直に言えば、デイからはあまりアドバイスを聞きたくない。わざわざ他人と因縁を作りたくはないから。それに、どういうわけか前世ではデイとラジオ番組を一緒にやったことがあって……少し面識がある。その時も、私がそれほど好きな人ではなかった。実力もあるし、顔も良かったけれど。どこか妙に人を苛立たせるところがあった。イスルに嫌われているのも不思議なことではなかった。
「デイさんはプロデュースの才能がありますよね。ただ、ユンチョンさん」
「はい?」
「男性アイドル……大丈夫ですか?」
カン作家が心配そうな顔で言った。やはり私の目に狂いはなかった。この人はいい人だ。実のところ、オールカラーズは今でもかなりホットな男性アイドルグループの一つだった。グレイシーの場合、「今まさに旬」というよりは、安定して個人活動を続けているという感じに近かった。
当然、番組の話題性という面ではデイのほうがずっと役に立つはずなのに、それでも私に大丈夫かと尋ねてくるところを見ると……この人はオPDとは根本から違う人だった。
「では、最優先はイスル先輩でお願いします」
「分かりました」
「あ、それから……イスル先輩にキャスティングの話を持ちかけるときですが」
私はもう一つ、追加でお願いした。
「デイ先輩にもキャスティングの話が来ているって、さりげなく匂わせてください」
「……といった感じで話してください。テーマは『プロデュース』です」
人の心を動かすには、怒りと競争心を刺激するのが一番手っ取り早い。
***
ともかく、そういうことになった。もちろん、イスルがあんなに簡単に引っかかるとは思っていなかった。だが、私はイスルの気持ちを理解できた。
その日、私たちが聴かせたのは、キム・グムの曲が二曲と、私が作曲した曲が一曲だった。わざとキム・グムの曲を先に聴かせたのには理由があった。キム・グムは、長い間イスルをファンとして尊敬してきた。当然、イスルの音楽から影響を受けずにはいられなかった。イスルもキム・グムの曲を聴きながら感じたはずだ。長い年月をかけて積み重ねられた、深い愛情を。
私はそこに一度賭けてみることにした。人の心というものは、自分を好いてくれる相手には少なからず動かされるものだから。たとえそれが同情心だとしても。
「プロデュースをすると言ったけど、実は私もそんなに時間に余裕があるわけじゃないんだ」
ここはイスルの作業室。私たちはチキンを六羽も抱えて、イスルの作業室を訪れていた。今後のスケジュールについて話し合うためだった。
「それは覚悟していました」
「私がしてあげられるのは、いくつかアドバイスをすることと、最終的なディレクティングくらいだ。それでもいい?」
そもそも私たちが望んでいたのも、まさにその程度だった。
「はい、私たちもそれくらいで十分です」
「自信あるみたいだね?」
イスルは「プシュッ」と笑いながら、チキンの脚を取り出した。
「プロデュースっていうのは、実はものすごく範囲が広いんだ。ある人はチキンを包装するところまでがプロデュースの範囲だと考えるし、またある人はチキンの揚げ油までがプロデューサーの役割だと考える」
イスルはチキンに大きくかぶりついた。
「でもキム・モギョン理事は、チキンの骨、肉、揚げ油、味付け、包装まで、全部がプロデューサーの役割であり成果だと考えてる。一言で言えば、自分の手柄だと思ってる人なんだ。お前たちが成功すれば自分のおかげ、もちろん失敗すればお前たちのせいってこと」
経験者ならではの苛立ちが感じられる。
「私は違う。私は包装くらいしか手伝わないつもりだ。その中身は、お前たち自身でやりながら学んでほしい。コンセプトも考えて、これからの未来やビジョンも自分たちで描いてほしいんだ」
イスルは私たちにチキンを食べるよう勧めた。しかし、誰もチキンに手をつけることができなかった。
「会社にはもう話しておいた。私があなたたちをプロデュースしてみたいって」
「!」
もうそこまで話を進めていたのか。昨日の放送があった以上、無理もないだろう。最初は、なぜ何の相談もなく番組でいきなりプロデュースをすると言い出したのか理解できなかった。だが、ようやくその意図が分かった。キム理事に直接話したところで、無視されて終わりだ。それなら、こうしてカメラの前で公言してしまったほうがいい。
「ただ、問題があるの」
ん?
ようやく皆が安心してチキンを一口食べようとした、その時だった。全員が動きを止めた。何の問題だ?
「会社に断られたんだ」
ぽとり。
五人が持っていたチキンが一斉に落ちた。
「あ、みんなそんなに驚かなくても……。ごめん」
私たち全員がチキンを落としてしまったので、イスルは少し慌てた。いや、どうして驚かずにいられるの。
「か、会社に……会社に断られたんですか?」
難航するだろうとは思っていたけれど、まさか断られるとは思っていなかった。
「ああ、断られたことは断られたんだけど……ちょっと曖昧な断られ方でね」
イスルはソファに深くもたれかかり、ため息をついた。
「私がプロデュースを引き受けること自体は悪くないと思った。宣伝という意味でも悪くなさそうだし」
「それなら!?」
「でも、一人ではダメだって」
なんだか嫌な予感がする。
「一人でやってみたいとは言ってみたんだけど……」
イスルは深いため息を吐いた。
「キム理事がしつこく食い下がってきてさ。単独では難しそうだから、共同でやることになりそうだ」
はぁ。
同時にため息が漏れた。
「結局……」
「みんな期待していただろうに、ごめんね。でも、キム理事が思っていた以上に……手強くてね。会社には強く掛け合ったんだけど、そこまでが限界だった。共同プロデュースよ」
みんなは落胆したが、私は違った。これだけでも十分すぎるほどの成果だ。カラーズには、キム理事の存在を抜きにしては考えられない株主も多い。それでも共同プロデュースまでこぎつけたのだ。今回のことをきっかけに、少しずつ私たちの影響力を強めていけばいい。
「それでも、私は十分ありがたいです」
「!」
私の言葉に、イスルが目を見開いた。
「先輩がそこまで私たちのために尽力してくださったことが、一番大切だと思います。行き詰まっていたところだったので、本当にありがとうございます」
そもそも、イスルが私たちに謝る理由など何ひとつなかった。この人も、純粋に自分の利益だけを考えてやってくれたというよりは、後輩たちへの同情……そこに愛情が混じった気持ちから引き受けてくれた部分が大きいのだろう。
いくらキム理事が嫌いだからといって、こうして真っ向から対立するのは、イスルにとっても初めてのことのはずだ。これだけでも十分ありがたい。なんて世知辛い世の中なんだろう。
「そう言ってもらえると、もっとありがたいね」
イスルの表情がゆっくりと和らいだ。
「心配も多かったけど……後輩たちなら、私も頑張ってみられそうだ」
イスルはそう言いながら、キムグムをちらりと見た。
「私のファンだっていう後輩もいるんだから、頑張らないとね、私も」
ドキドキドキドキ。
「……これ、何の音?」
キムグムの脚が震えている音だ。なんで私まで恥ずかしくなるんだろう。お前も芸能人だろ、インマ。頼むから体面くらい保ってくれ……。
「じゃあ、最初の宿題」
宿題という言葉に、みんなの目つきが真剣なものへと変わった。
「このグループの世界観とコンセプトについて、どんな方向にしたいか考えてみて。それぞれ考えてもいいし、話し合って持ってきてもいい。とにかくアイデアを考えてきて」
私はイスルの力量を認めざるを得なかった。これは今の私たちに最も必要な宿題だった。
***
「うわ、スブルたちYouTube開設した」
「それ、昔からアカウントはあったんじゃないですか??」
「いやいやいや、今回は動画までアップされてる!」
「うわああああ、メンバー個人のコンテンツも上がってくるみたい」
「ううううう、一気に5本も上がってきた。最高!」
**スティルブルー YouTube 個人コンテンツ**
* **ベクヨン:**『ソベク先生のあったかクラス』(振付の1人カバー&ダンスを教える動画)
* **ジュホン:**『本トゥビー・コーラル』(ビューティールーティン+GRWM)
* **ボラ:**『ボラを焼いてみろ』(ベーキングVlog……でも何か変……)
* **グムギム:**『名前はゴールドだけど、ランクはダイヤ』(ゲームYouTuber。意外とガチ勢ㅋㅋㅋㅋ)
* **ユンチョン:**『チョンチョン・コインカラオケ』(コインカラオケに行って一人で歌う)
意外とジュホンのVlogが面白くて笑える。キラキラしてるのに、話も面白いwww
ハチミツ級の神コンテンツ大量放出……。
マグルたちはキムグムをおすすめするなら、最初から最後まで面白いサムネイルから頼む。
└222 サムネイルからヤバいやつがいると思ったら、それがまさにキムグムです……。
└└333……うちの子なのに恥ずかしい。
**リュボラのVlog 春?**
わあ、リュ・ピョンゴンのVlog、めちゃくちゃ癒やし系……。のどか……。牛……絶対うまくやるだろうな……と思って見始めたんだけど……。(キャプチャー画像)
開始早々、とりあえず小麦粉を全部ぶちまけるwwwww
その最中、
リュボラ:「あっ」「YouTuber……また始めてみます^^」
あ、ウケる。声は小鳥みたいに可愛いのに……画面はドタバタしててカオス……。
「出来上がったものが一番カオスなの笑う。確かフィナンシェを焼くって言ってた気がするけど……」(キャプチャー画像)
「地獄から来たフィナンシェが出来上がってて草」
「フィナンシェだよね……? 毒物じゃないよね……?」
「なんか核廃棄物……みたいなんだけど……」
**スブルの『White Noise』ダンスカバー、めちゃくちゃいい**
[ベギョン:どうせ恐れ多くて先輩たちの真似なんてできないので……]
[ベギョン:僕なりの解釈を加えた振り付けとしてお見せします]
[ベギョン:個人的に僕がとても尊敬している先輩たちの、一番好きなダンスカバーです]
「私が求めてたのはこれ……汗だくになりながら練習するダンス動画、そのもの……。足音がドンドン響く感じもちゃんと入ってるし……。服も本当にラフな格好で出てきたのが分かって、そこが好きㅠㅠㅠ 最初に練習するところから見せてくれるの、めちゃくちゃ……本当にめちゃくちゃ好き……。ファルノ、新曲をたった2回見ただけで、すぐ振り付けについていってるㅋㅋㅋ ヤバすぎ」
「私もそれ見たけど、個人的には人としてすごくメンタルが健全そうでよかった」
「うんうん。間違えても本当に一度も顔をしかめたりせず、すごく明るく笑ってからまたやり直すんだよね……。なんか妙に癒やされる」
「今度ファルノチャレンジみたいなのもやってほしいㅠ」
「でもソベク先輩、私たちのことを過大評価しすぎじゃない?」
違う?
ベクヨン、自分では……一生懸命教えてくれてはいるんだけど……ただの近所のおじさんと大して変わらない。
[ベクヨン:この部分は、頭頂部から骨盤まで大きく一度ウェーブを入れるイメージでいいです]
[ベクヨン:ウェーブを頭頂部からどうやって入れるかって? えっと……これ、どう説明すればいいんだ……]
[ベクヨン:ここから胸骨を一つずつ弾いて、それから折る……みたいな感じで]
[ベクヨン:あ、これできないんですね。じゃあ私が、私がもう一度説明を…………]
ベクヨンさん……それができるのはあなただけです……。オタクたちはそんなのできません……。
面白いのは、スブルたちはベクヨンがほとんどダンスのコーチングをしてくれてるんだけど、あの説明を聞いて実際にできるようになったってこと。この才能の塊ども……。
**『SWITCH』でゲームするクムグム、クソ笑うㅋㅋㅋㅋ**
[グム:叫ぶ「リュボラ、リュボラ、リュボラ!」]
[FAIL]
[グム:あ、リュボラ、マジで役立たず!]
[ボラ:グム~^^ 何て言ったの~?^^]
[グム:あ、いや……(ビクッ)]
ゲームを回していたら、突然クムグムが「リュボラ、リュボラ、リュボラ!」と叫び出した。でも出てきたのは、とんでもないハズレカードㅋㅋㅋㅋㅋㅋ。それで次は「イスル、イスル、イスル!」って叫んだら、SSS級が出た。やば。あ、もう私、チケッティングするとき「3イスル」って叫ぶわ。
「しかもリュボラ、リュボラって叫ぶとき、自分を呼んだと思って一瞬来るの笑うㅋㅋㅋ」
「でも、ガチャ回してるの見て慣れてるみたいにそのままドア閉めて出ていくのㅋㅋㅋㅋ 一度や二度じゃないっぽいㅠ」
「キムグム、私にはめちゃくちゃ強キャラだったのに、妙にリュボラにだけ弱いのも笑えるㅋㅋㅋ」
「みんな、あれ知ってる? キムグム、LoLのランクがダイヤ2らしい……」
「高いんですか?」
「上位1%」
「え、ヤバ」
「ゲームの才能があるのか……。才能自体は普通なのに、とんでもない廃人なのか……。どっちかだね」
「いやいや、キムグムなんてマスター昇格戦で3回落ちて、MMRまで下がってダイヤ2になったケースだよ……」
└└└└└ こいつヤバいやつじゃない?
└└└└└└└ 何それ、どういう意味? 私、よく分からないから知らない。
└└└└└└└└ だいたい「ものすごく高尚な人物」って意味……。
**ユンチョンのコインカラオケ、マジでヤバい**
ふざけた音響を突き破って聞こえてくる歌唱力……。明け方に行って、一人で歌ったみたい。自分が好きなドラマのOSTを立て続けに歌っているんだけど、めちゃくちゃいい。お願いだから聴いて、私の願い。メガネ+すっぴん+キャップ+パーカー+ジャージ……。ファンの心を何かこう、めちゃくちゃにかき乱す瞬間がある……。どれだけ歌がうまいかっていうと、通りすがりの人たちがみんな窓越しに覗いていくのが見えるwwww
「もう自イク処理されてるのにㅋㅋㅋㅋㅋㅋ」
「私があの場にいたら、ほぼコンサート会場だったわ」
★ **「リュボラのVlogで着てたニット、どこのか分かる人お願い」**
「インショのだよ。ベージュインタームード・サンディニット、48,000ウォン」
「うわ、私これ持ってるんだけど、この服だったの??」
**ユンチョン&コノ Vlog 着用情報**
* ボールキャップ:ナイダス
* レギンス:ナイダス
* パーカー:パルロ
* メガネ:スウィートモンスター
「キムグムのレトロホッピー王ベルトだけ情報がない理由:当然、道端で買ったやつだから」
**ヨンコルVlog コスメ情報**
* 肌タイプ:脂性+敏感肌
* チーク:ランニング・チークブラッサム 3号
* ティント:プロペット・ライクティント 9号 コーラルコーラル
* ファンデーション:ルーシッドドリーム・セレクトファンデ 13号+ベアベア・シャイニングファンデ 13号
[ジュホン:この前の配信で、目の下に何を塗ってるのかって質問が多かったんですけど]
[ジュホン:メイクしてくれたお姉さんに聞いたら、Kクリスタル・パールパールグリッター〈ホットすぎて手をつけられない〉だそうです]
[ジュホン:混乱させちゃいそうなので、下に字幕もお願いしました。私が言い間違えたわけじゃありません!]
[ジュホン:……最近の化粧品の名前って、いったい何を考えて付けてるんでしょうか?!]
[ジュホン:もし私が化粧品の名前を付けるなら、好きなデザートの名前にすると思います]
[ジュホン:アイライナー2号はカヌレ。ファンデーションの名前はストロベリーチョコアイスクリーム……以上]
[ジュホン:……? 私、嫉妬心が強すぎますか?!]
[ジュホン:確かなのは、ボラ姉さんが作ったデザートの名前は付けちゃダメってこと]
[ジュホン:姉さんが作ったものを食べる担当は、私なんですよ?!]
[ジュホン:ボラ姉さんに対して私が何を間違えたのか、反省する時間を持てるくらいでした]
※ヨンコラルは、自分の肌質が絶対的に正しいわけではないから、必ず試してから使えと言ってサンプルも使ってみる!!!!※
もう一つ神情報。動画を見ると、各ブランドがいつセールをたくさんするのかまで分析してあるwwwww うわ、全部ロードショップの商品じゃん。気に入ったwwww
└全部合わせても7万ウォンもしない……。セールのときに買えば5万ウォン台だってヨンコラルが教えてくれる。
└でもこの子、名前がコラルなの?? 名前すごいね……。
└└└└└ 名前はヨン・ジュホンで、ただのあだ名だよ。
「ミョン、コーラル系なんだㅋㅋㅋ 名前のないものは何なんだ……」
・
・
・
こんなふうに。スティルブルーの五人がそれぞれ投稿した個人Vlogは、大きな話題を呼び起こした。単純に『メヌコル』で人気があったからというだけではない。むしろMテンのリアリティ番組は、そこまで視聴率が高いほうではなかった。
「メンバーは可愛いけど、企画が死ぬほどつまらない」
それが大半の意見だった。
しかし、YouTubeの自主コンテンツは違った。メンバーたちが自ら企画し、それぞれの魅力を最大限に生かしたVlogは、まるで翼を得たかのように広がっていった。何より大きかったのは、気楽さと面白さだった。メンバーたちは番組とは違い、ずっとリラックスした姿を見せた。その結果、『メヌコル』を見ていなかった新しいファンも急速に増え始めた。コミュニティで口コミが広がったからだ。まだデビューすらしていないのに、チャンネル登録者数は60万人を突破できる程度だった。
しかし、反応は良いものばかりではなかった。
「でも正直(笑)、注目されるのはいいとしても、デビューしたばかりだから個人ファンがめちゃくちゃ多いのに、最初に出した自主コンテンツがまた個人コンテンツって……(笑)」
「こんなふうにずっと個人コンテンツばかり出してたら、個人ファンだけ増えてグループ全体のファンは増えないんじゃない?(笑)長い目で見るとマジでどうなんだろ」
「ファン同士を分断させようとしてるの? 何なの? 考えが浅すぎる」
「いや、全部いいんだけど、本業はいつやるんですか……?(笑)ルッパン以外、みんな本業と関係ないことばっかりやってるじゃん」
「みんな、分かったからㅠㅠ アルバムはいつ出るの……」
そんな世論まで大きくなり始めた頃。
「そんなに私に不満があるの?」
キム理事が私たちを呼び出した。
1. 新たなプロデューサーの選定と巧妙な誘導
-
社外取締役・イスルに狙いを定める: キム理事から逃れ、グループに影響力を持つプロデューサーとして、グレイシーのメンバーであり社外取締役でもある「イスル」をターゲットに選ぶ。
-
競争心をあおる作戦: カン作家を通じた番組のキャスティング交渉の際、あえて犬猿の仲である「デイ」にも話が来ていることを匂わせ、イスルの対抗心とプロデュースへの意欲を刺激する。
-
共同プロデュースの獲得: 主人公たちが持ち込んだ自作曲や熱意に動かされたイスルは単独での引き受けを試みるも、キム理事の妨害により「共同プロデュース」という形で話がまとまる。完璧ではないものの、現状を打破する大きな成果を得る。
2. メンバーたちのYouTube個人Vlogの大成功
-
5人それぞれの個性的なコンテンツ:
-
ベクヨン: 独自の解釈を加えたダンスカバー&コーチング動画。
-
ジュホン(ヨンコラル): 美容ルーティン、コスメ情報、デザートに例えた独特なコスメ名やセール情報の分析。
-
ボラ: ひどい失敗作(フィナンシェ)を生み出すカオスなベーキングVlog。
-
グムギム: 高いゲームの腕前(LoLダイヤ2)やガチャの引きの良さ、リュボラとのコミカルなやり取り。
-
ユンチョン: 深夜のコインカラオケでの圧倒的な歌唱力とすっぴん姿。
-
-
爆発的な話題性と新規ファンの獲得: つまらないと評判だった本編番組とは裏腹に、リラックスしたメンバーの姿や自主企画の面白さが口コミで広がり、デビュー前にもかかわらずYouTubeのチャンネル登録者数は60万人を突破する。
3. 新たな火種とキム理事の呼び出し
-
ファンの懸念と世論の変化: 個人コンテンツばかりが先行することに対して、「個人ファンばかりが増えてグループ全体のファンが減るのではないか」「本業のアルバムはいつ出るのか」といった不安や不満の声が上がり始める。
-
嵐の予感: そうした世論が大きくなり始めたタイミングで、主人公たちはキム理事から呼び出しを受ける。