影の皇妃

影の皇妃【37話】ネタバレ




 

こんにちは、ピッコです。

「影の皇妃」を紹介させていただきます。

今回は37をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

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フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ彼の娘ベロニカの代わりになったエレナ。

皇妃として暮らしていたある日、死んだはずの娘が現れエレナは殺されてしまう。

そうして殺されたエレナはどういうわけか18歳の時の過去に戻っていた!

自分を陥れた大公家への復讐を誓い…

エレナ:主人公。熱病で死んだベロニカ公女の代わりとなった、新たな公女。

リアブリック:大公家の権力者の一人。影からエレナを操る。

フランツェ大公:ベロニカの父親。

クラディオス・シアン:皇太子。過去の世界でエレナと結婚した男性。

イアン:過去の世界でエレナは産んだ息子。

レン・バスタージュ:ベロニカの親戚。危険人物とみなされている。

フューレルバード:氷の騎士と呼ばれる。エレナの護衛。

ローレンツ卿:過去の世界でエレナの護衛騎士だった人物。

アヴェラ:ラインハルト家の長女。過去の世界で、皇太子妃の座を争った女性。

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37話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 紛争の錬金術

<扮装の錬金術>

屋敷に滞在する間、エレナが最も関心を持って読んだ本。

実用的な扮装技術も重要だったが、それよりも重要な点が。

印象が変わると雰囲気も変わる。

雰囲気が変われば人が変わる。

他人の視線に映ったベロニカ公女はどんな姿だろうか?

様々なメイク技術をメイに伝える。

彼女は返事をしながらも、どうしてエレナにメイクを施しているのかについての疑問が解消されなかった。

そのメイクはエレナが生まれつき持っている高貴な顔立ちを隠して、平凡な印象に変えてしまったのだから。

「これくらいでいいかしら。カツラをつけるのを手伝ってくれる?」

カツラを被ると、本来の金髪は跡形もなく消えてしまう。

「眼鏡」

メイが黒縁の眼鏡を渡す。

眼鏡をかけたエレナが尋ねる。

「どう?似合ってる?」

メイはどんな反応を見せればいいのか分からず困っていた。

「・・・公女殿下の面影がどこにもありません。まるで別人のようです」

「完璧な回答ね」

満足げな表情をエレナを見て、彼女は疑問に思う。

「失礼ですが、なぜこんな変装をされるのですか?」

「騙さなければならないのだから」

「誰を騙すというのですか?」

解けない謎にもどかしさを感じ、メイは聞き返す。

「大公家の中には見えない敵がたくさんいるのよ」

意味深な発言を残したエレナが椅子から立ち上がる。

「ちょっと前夜祭に行ってくるわ」

「それでですか?」

「言わなかった?敵が多いと。ベロニカという名前も、身分も、私にはすべて厄介な荷物にすぎないの」

別れを告げたエレナは振り返って記録室を出た。

途中で司書に出くわしたが、特に気にしていない様子。

「変だな・・・?公女殿下と侍女以外はこっちに来ていないはずなのに」

司書の小さい独り言を聞き、彼が自分に気づいていない事に、エレナは子供のように喜んだ。

「変装はそれなりに成功のようね」

いつぶりの自由なのだろうか?

リアブリックの監視と抑圧、規制を脱し、自由にできる今があまりにも楽だった。

しかし、そのような感情も長続きしない。

「勘違いしないようにしよう。これは自由じゃない。本当の自由は復讐が終わるまで我慢よ」

 



 

  • 西の広場へ

エレナは興奮を収めながら前夜祭の広場に足を運ぶ。

数えきれないほどのテントの数が人だかりを作っていた。

「・・・!」

よりによってアンが目の前に立っている。

(どうしよう?避けるのはやめよう。彼女を騙すことが出来なければ、この先に未来はないのだから)

真っ向勝負を選んだエレナは、我関せずアンの方へ堂々と歩いていく。

「あはは、とっても面白い」

口を覆って笑っていたアンの視線が、歩いてきたエレナと真正面からぶつかる。

「・・・」

アンは少しも気にせずに横を向いた。

彼女を

通り過ぎたエレナはホッとため息を吐く。

「急ごう」

西の広場に急いで足を運んだ。

 



 

  • ラファエル

芸術学部は、貴族の次男や才能に優れ、後援を受けて入学した平民、奨学生として入学した学生が大半だ。

エレナはその中で一人の学生を探していた。

(見つけた!)

遠くに立って男を眺めるエレナの目は懺悔に満ちていた。

だらしないオレンジ色の髪、流行遅れの眼鏡。

彼女が覚えている姿そのままだった。

エレナは知っている、彼がいかに優しい人かを。

ラファエル先生。

皇妃時代、宮廷画家に任命された彼はエレナの絵の先生として縁を結んだ。

当時21歳の幼い画家が宮廷画家に任命されたのは、反響を呼ぶほどの破格に人事。

しかし、誰もラファエルの選任に反論できなかった。

数百年続いてきた絵の根本を変えた画家。

ルネサンス時代を切り開いた先駆者。

その他にもラファエルを指す名称は、数えきれないほど多い。

彼は文化運動の始点となった歴史的な人物。

(皇帝陛下に目を奪われて、目の前の男がどれだけすごい人なのか分かっていなかった・・・)

当時、「絵の先生」ぐらいに思っていたこの男が、改めて偉大に感じる。

「私が初めてのお客様ですか?」

「おそらく」

「私に向かって座りなさい」

ラファエルが見えるように正面ではなく、斜めに座ることを忘れなかった。

「時間はどのくらいかかりますか?」

「2時間もあれば十分です」

他の画家が聞いたとしたら詐欺師だと罵るでしょう。

肖像画は、4時間以上努力してこそ大目に見てもらえるのが一般的なのだから。

しかし、エレナは文句を言わなかった。

ラファエルの腕前を知っていたし、彼が世間の指摘に対して話した言葉があるから。

『私の方があなたより早く描けるけど、この絵には私の一生の努力がこもっている』と。

エレナは喜んで承諾した。

「早くていいですね。価格は?」

「決まった金額はない。絵をご覧になってからお支払いいただければ結構です」

キャンパスに描かれている間、エレナは微動だにせずラファエルをじっと見つめる。

(この人を探していたの)

前夜祭に来た本当の理由は、ラファエルを彼女のものにするため。

今から3年後、彼が描いた<天使の堕落>が発表され、帝国の芸術界は大騒ぎになる。

未来への変化に備えるために、ラファエルと契約を結び、彼の作品を独占的に発表して売却する権利が欲しかったのだ。

「できました」

約2時間後、ラファエルは色を塗った筆を下ろした。

「ご覧になりますか?」

「ええ、見たいです」

キャンパスに描かれた肖像画を見るエレナの目つきが鋭くなる。

(私の知っている彼の画風じゃない)

それは依頼人の機嫌を取るために描いたような絵。

プライドの高いラファエルがこんな絵を描くとは予想できなかった。

「お気に召しましたか?」

他の令嬢だったら満足していただろう。

コンプレックスを隠して、長所を活かしたいのが人の気持ちなのだから。

「いいえ」

しかし、エレナは一般的な人物ではなかった。

 



 

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