影の皇妃

影の皇妃【36話】ネタバレ




 

こんにちは、ピッコです。

「影の皇妃」を紹介させていただきます。

今回は36をまとめました。

ネタバレ満載の紹介となっております。

漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。

又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

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フランツェ大公の頼みで熱病で死んだ彼の娘ベロニカの代わりになったエレナ。

皇妃として暮らしていたある日、死んだはずの娘が現れエレナは殺されてしまう。

そうして殺されたエレナはどういうわけか18歳の時の過去に戻っていた!

自分を陥れた大公家への復讐を誓い…

エレナ:主人公。熱病で死んだベロニカ公女の代わりとなった、新たな公女。

リアブリック:大公家の権力者の一人。影からエレナを操る。

フランツェ大公:ベロニカの父親。

クラディオス・シアン:皇太子。過去の世界でエレナと結婚した男性。

イアン:過去の世界でエレナは産んだ息子。

レン・バスタージュ:ベロニカの親戚。危険人物とみなされている。

フューレルバード:氷の騎士と呼ばれる。エレナの護衛。

ローレンツ卿:過去の世界でエレナの護衛騎士だった人物。

アヴェラ:ラインハルト家の長女。過去の世界で、皇太子妃の座を争った女性。

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36話 ネタバレ

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登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • ロバへのニンジン

「ロバにニンジンでもあげようかしら?」

エレナの独り言が終わると、ノックの音が聞こえてきた。

「どうぞ」

ノックしたのはアンだ。

「お嬢様、私をお呼びしたと聞いたのですが?」

「こっちにいらっしゃい」

怖気付いているアンは、エレナの優しい声に戸惑いながら近寄ってきた。

急いで来ただろう彼女の乱れた髪を軽く梳いてあげる。

「アン、知ってる?私はあなたが一番頼りにしている存在だということを」

「もちろんです」

アンはエレナの優しい手と言葉遣いに戸惑いながらも、主がこうした温情を施しているという事実に心が和らいだ。

「私・・・、公女殿下に憎まれていると思っていました・・・」

「私があなたを・・・?そんな訳ないじゃない。確かに、メイは仕事が出来るかもしれないけど、彼女には情が湧かないのよ。だからいつも彼女をお使いに出して遠ざけているの」

そばかすだらけのアンの表情に笑みが浮かぶ。

彼女はエレナの言葉に騙されていた。

雰囲気が熟したので、エレナは静かにソファから立ち上がり、引き出しから宝石箱を取り出した。

そして派手だが細工が粗野で値段がつけられないルビーの指輪を手に取る。

「手を上げて」

「お、お嬢様?」

「早く」

アンは面食らった顔で手を差し出す。

エレナは彼女の指に指輪を嵌めた。

「元々、あなたのものだったように似合っているわ。これはあなたのものよ」

「・・・」

アンの貪欲な目はルビーの指輪から外れなかった。

そんな彼女に、天使のように微笑む。

「あなたには貰う資格があるわ。毎日毎日、私の世話をしてくれているのだから」

「ありがとうございます、ありがとうございます」

アンは泣きそうな表情を浮かべたまま、何度も頭を下げて感謝の意を表した。

下女の身分では一生嵌められない高価な指輪を手にしたのだから。

「メイには内緒よ」

「もちろんです!私は、この指輪を一生大事にします」

指輪を撫でながら、うっとりした気分に浸っているアンを退出させた。

彼女の性格を考えると、すぐにでもメイに自慢するだろう。

「リブ、あなたが言ったのよ。欲望に目が眩んだ人間ほど扱いやすいって」

これでしばらくは、メイに個人的なお使いをさせても問題はないはず。

 



 

  • 学術祭

開講前夜、学術院が主催する祭典が開かれる。

この日だけは外部の露天も入ってきて、学術院内で公演も行われるため、見どころの多い行事だった。

学術院の3大祭りとして芸術祭、剣術祭、そして学術祭が挙げられる。

しかし、平民出身の学生にとっては、結果を出さなければいけない試験でもある。

そんな平民の学生にとって、本当の祭りは前夜祭だけだった。

「お嬢様、前夜祭には行かないのですか?」

アンは寝室に一日中閉じこもっているエレナを見て、心配そうに尋ねた。

「お祭りだからといって必ず参加しなければいけない訳ではないわ」

「ですが・・・」

「私の品格に相応しくないの。低俗なレベルの遊びには興味もない」

そう話すエレナを見て、アンは少し残念そうに見えた。

「一人で行ってきたらどう?」

「え?い、いいえ」

天使のように優しい笑顔で微笑む。

「前夜祭の夜市は見所が多いと聞いたわ。今日見れなかったら、一生後悔するかもしれないわよ?」

「本当に・・・、行ってもいいのでしょうか?」

「もちろん。必要なものがあれば、メイに命令するから。アンはゆっくり楽しんできなさい」

思いもよらなかった許可が下りて、アンは上の空で挨拶をし、急いで寝室から去っていった。

「メイ!」

アンが寮を出るのを確認して、メイを呼び出す。

「ヒュレルバード卿に預けておいたものを持ってきて」

メイが包装紙に包まれたカバンを持ってくると、エレナは椅子から立ち上がった。

「少し外出しましょう」

行き先も教えてくれないまま、メイはエレナに帯同して寮を出た。

「私も従います」

安全の責任を負っていたヒュレルバードも、当然ついてこようとする。

しかし。

「卿まで一緒に行く必要はありません。むしろ、煩わしいので」

「しかし・・・」

「前夜祭には興味ないわ。散歩も兼ねて中央図書館で本を少し読みたいだけ」

エレナがそう断言すると、ヒュレルバードもそれ以上は何も言わず後退した。

 



 

  • 中央図書館へ

寮を出たエレナは、中央図書館に向かう。

メイは不思議だった。

エレナが図書館を訪問した理由が分からないのだから。

3階はまるで皇居を移したかのように古風な感じがする。

廊下に面した大理石のドアを開けて中に入る。

「ここは記録室だそうよ」

エレナは反対側の壁面に向かって歩いた。

そこにはフリードリヒ家の歴代先祖の肖像画が飾られている。

中にはフランツェ大公の若い頃の肖像画も。

「嫌な顔・・・。そう思わない?」

「・・・」

メイは何を言っていいか分からず、口を閉じたままだ。

エレナはフランツェ大公を憎んでいると言ったが、無条件に同意することはできない。

血は水より濃いものなのだから。

「メイ、持ってきたものをここに広げて」

メイは素早く包装紙を取り出し、テーブルの上に様々なものを広げた。

特に、化粧品は30種類にも達している。

「私が何をするか見当はつくかしら?」

「・・・分かりません」

「分からないと困るわね。今からあなたが私を助けるのだから」

まるで何のことか分からないというように、メイは何度も瞬きをした。

 



 

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