こんにちは、ピッコです。
「悪女の姉を救う勇敢なわんこです」を紹介させていただきます。
ネタバレ満載の紹介となっております。
漫画のネタバレを読みたくない方は、ブラウザバックを推奨しております。
又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
45話 ネタバレ
登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。
- 夢の中の再会
クロエは、ひっそりとした廊下の扉の外で、静かに室内の会話に耳を傾けていた。
念のため探知能力を広げて確認してみたが、ミール令嬢の魔力や精神の波長には、何ら異常は見当たらない。
(……思っていたよりも、他の令嬢たちとも上手くやれているのね)
最初は、まだ幼いココが一人で残酷な社交界に放り込まれ、特定の令嬢だけを特別扱いして周囲から孤立してしまうのではないかと心配していたのだ。だからこそ、万が一に備えて二人きりで話している部屋の前で見張っていた。
しかし、わずかに開いた扉の隙間から漏れ聞こえてくるココの会話の中に、不思議と彼女の胸に深く、鋭く突き刺さる言葉があった。
『約束を守れなかったって、自分を責めないでほしい。犬はね、ご主人との一番幸せな思い出だけを胸に、犬の星へ旅立つんだよ』
その言葉を耳にした瞬間、クロエは息を呑み、思わず足を止めた。
(……まるで)
本当に、まるで自分自身がかつて犬だったことがあるかのような、確信に満ちた口ぶり。
(もしかして……)
彼女の脳裏に、いつも自分をきらきらとした純粋な愛で見つめてくる、ココの美しい紫色の瞳が浮かび上がる。その瞬間、およそ常識では信じがたい、荒唐無稽な考えが頭をよぎった。
――もしかして、あの子は。あのココの、生まれ変わりなのではないか、と。
(……いや、そんなはずはないわ。私ったら、何を馬鹿なことを考えているのかしら)
クロエは小さく首を振り、自身の突飛な思考を打ち消した。久しぶりに探知能力を広範囲に展開したせいで、感覚が少しおかしくなってしまったのかもしれない。
彼女は思考を切り替えるように、軽く扉をノックして声をかけた。
「お話が終わったのなら、我が家の小さな姫様をお連れしたいのだけれど」
「えっ、お姉ちゃん!?」
小さなひよこのようにちょこんと椅子に座っていた少女が、ぱっと弾かれたように立ち上がった。
「……そうね。もう行きましょうか」
「うん!」
ミール令嬢も静かに立ち上がり、部屋を去っていく二人の背中を丁寧に見送った。
「小さな展示会ではございましたが、お越しいただき本当にありがとうございました、クロエ様」
彼女はクロエに向けて、心からの敬意を込めて深く会釈をした。
(……あれほど頑なに社交界を拒んでいた彼女が、展示会への招待を思っていたよりあっさり受け入れたと思ったら)
「暴走の危険がある」という最悪な噂が広まっていた自分を、ミール令嬢が躊躇いもなく受け入れた理由。それは、クロエも自分と同じように、命よりも大切な存在を失ったからなのだろうか。
(同じ喪失の痛みを知る者同士だから……?)
クロエは去り際、ミール令嬢を一度だけ振り返ると、そのまま静かにカントリーハウスを後にした。
(動物を心から愛する人に、悪い人はいないのかもしれないわね)
そんな、少しばかり感傷的な思いを胸に抱きながら、彼女は波乱に満ちた社交シーズン最初の催しを静かに締めくくったのだった。
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私はお姉ちゃんと一緒に、堂々と誇らしげに公爵邸へと帰還した。
その腕には、ミール令嬢が描いたあの大きな絵画を、宝物のように大事そうに抱えていた。
邸に戻ると、待っていた侍女のお姉さんたちや、お庭の動物の友達から一斉に歓迎の声を浴びせられた。
「姫様、なんて素晴らしい絵画をお選びになったのですか! 審美眼がおありですね」
「立派に社交界デビューを果たして帰ってきましたね! さすがは勇敢な子犬、ココ様だ!」
みんなにたくさん褒められたあと、私は自分の離れにある部屋の壁に、ミール令嬢の温かい絵を誇らしげに飾った。そして、心地よい疲労感に包まれながらベッドに横になると、またたく間に深い眠りへと落ちていった。
その夜、私の夢の中に、犬の星で暮らす懐かしいチェリーが現れた。
チェリーは満面の笑みを浮かべながら、何度も何度も私の顔を嬉しそうにぺろぺろと舐めてくれた。
「ありがとう、ココ!」
「チェリー!」
「おかげで、私のお姉ちゃんが少しだけ幸せになれた気がするよ」
私はぶんぶんとちぎれんばかりに手を振りながら、チェリーのふわふわで温かい毛並みを優しく撫で回した。すると、チェリーは周囲を気にするように、少し慌てた様子で小声で囁いた。
「ねえ、それでね。あなたのお姉ちゃんが、あなたが『あのココ』だって、もっと早く気づける方法をみんなで考えてきたの」
チェリーの話によると、人間としての絆を本当の意味で深めるには、何か決定的な「きっかけ」が必要なのだという。例えば、偶然の再会が何度も重なって嫌でも顔を合わせるようになったり、あるいは、運命を揺るがすような強烈な出来事が起きたり――。
(――そういうきっかけが必要ってことだね? だったら、私がまず最初にやるべきことは……!)
翌朝、私は目を覚ますとすぐにお姉ちゃんのもとへと向かった。
「お姉ちゃん、どうですか? もうすっかり元気になったみたいですね! もう暴走の心配も全然ありません!」
「そうね」
ココは足をぱたぱたさせながら、期待に満ちた目でクロエを見上げた。まるで「早く褒めて!」と全身で言いたげな顔だ。
クロエは愛おしそうに目を細めると、その小さな頭を優しく撫でた。
「よく頑張ったわ、ココ」
「はい! じゃあ、その……私たち、約束していたことをやりましょう!」
……約束は二つあった。
「一つは私を社交界のシャペロン(後見人)にしてもらうこと。そしてもう一つは……《永遠の石》を使ってもらうこと!」
けれど、あんなふうに紫色の目をキラキラと輝かせて見つめられると、クロエの心に少しだけ悪戯心が湧いてしまった。クロエはわざとらしく顎に手を当て、深刻そうに考え込む素振りをした。
「あら……何かそんな約束をしたかしら?」
その言葉を聞いた瞬間、ココはこの世の終わりのような絶望に満ちた表情になり、大慌てでふためいた。
「え、ええっ!? そんな、忘れるわけないじゃないですか! ちゃんと約束したのに……!」
「ふふ」
「わ、私ってばひどい! 最低だわ……お姉ちゃんに忘れられちゃうなんて……!」
ココが本気で涙を浮かべ、鼻をグズグズとすすり始めるのを見て、クロエは慌てて吹き出した。
「これ以上からかうと、本当に泣いてしまいそうね」
クロエはくすくすと笑いながら、ドレスのポケットから、美しくカットされた《永遠の石》を取り出して目の前に掲げた。
「これを使ってほしそうに、さっきからずっと熱い視線を送っていたでしょう?」
「うっ、ばれてましたか……」
「ふふ、わかったわ。すぐに使ってみるから見ていなさい」
クロエはココから《永遠の石》を受け取ると、自身の生命力を注ぎ込むために静かに目を閉じた。
そして、魔力を石へと流し込んだ瞬間――。
「わあ! キラキラしてる!」
ココの歓声に、彼女はゆっくりと目を開けた。
手の中にある《永遠の石》が、これまで見たこともないほど、まばゆく力強い光を放ち輝いていたのだ。
「わあ、クロエ様がこの世界で一番大切に思っている存在が、すぐ隣にいるみたいです!」
持ち主が最も愛する存在が近くにいるほど輝くという、伝説の石。
クロエの視線は、激しく明滅する《永遠の石》に完全に釘付けになった。
(そんなはずはないわ……。私がこの世界で一番愛していたココは、もうとっくに死んでしまったのに)
彼女は激しい戸惑いを表情に浮かべ、恐れるように《永遠の石》からそっと手を離した。
「……どうしたんですか? どうして手を離しちゃうんです?」
「何かおかしい気がするの。あとで……あとでもう一度、静かな場所で試してみるわ」
「ええ? 大公家の家宝だから、絶対にちゃんと動くって聞いてましたけど……」
そう、クロエ自身も深く理解していた。リベラ大公家の家宝が壊れているなどという事態は、天地がひっくり返ってもあり得ない。
しかし、だとしたらこの輝きは何なのだろうか。
彼女は今、目の前にいる自分の末妹のことを、確かにかなり気に入るようになっていた。
けれど、この世の何よりも愛している存在は、今でも、そしてこれからも、あの亡き愛犬のココだけのはずなのだ。
(そういえば……二人とも、名前は『ココ』だったわね)
もちろん、最初から知っていた事実だ。ココと初めて出会ったその瞬間から分かっていた名前なのに……。
なぜだろう。突然、その単純な事実のすべてが、妙に胸に引っかかって離れなくなった。
(……これ、何かが決定的に、おかしくないかしら?)
その日を境に――クロエの心には、自分でも気づかないうちに、小さな、しかし決して無視できない疑念の芽が芽生え始めていた。まだ自分が何を疑っているのかさえ、はっきりとは言語化できなかった。
だが、その小さな疑念の芽が急成長し、真実という実を結ぶまで、そう長い時間はかからなかった。
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それから、その小さな疑いが確信へと変わるまで、それほど長い時間は必要としなかった。
お姉ちゃんが家宝を試したあの直後からだろうか。
お姉ちゃんの私への接し方が、どこか少しだけ、目に見えて変わった気がするのだ。
(なんだか、前よりもずっと、私を見る目が柔らかくなった気がする!)
それはまるで、前世で犬のココとしてお姉ちゃんに接してもらっていた時の、あの温かい雰囲気にほんの少しだけ近いものだった。
(うん、すごくいい感じ!)
お姉ちゃんとの距離が縮まった喜びを感じつつ、私は師匠であるビリーフのもとで一生懸命に修行を続け、そこで新たな心身の気づきを得ていた。
(やったあ! 手から出る癒しの光がもっと大きくなって、前よりもずっと自在に操れるようになった!)
お姉ちゃんが私を好きになってくれたことで、私の魂の力がさらに強く引き出されたみたいだ。私は嬉しさのあまり、前世の癖でしっぽを振るようにお尻をぶんぶんと左右に揺らした。
そんな私の奇妙な動きを、興味深そうに、かつ真剣な目で見つめていた師匠が口を開いた。
「ココ、短期間で随分と成長したな。この間、何か特別なことでもあったのか?」
ビリーフは驚きながらも、その急激な成長ぶりに深く感心したように言った。
「特に何もなかったですけど……」
「君の聖なる能力が、さらに爆発的に強くなっている。このペースなら、もうすぐ『第4段階』に到達しそうだな」
「第4段階になると、どうなるんですか?」
彼は自分の脳内に蓄積された膨大な古代の知識を思い返し、静かに告げた。
「第4段階に到達すると、世界の『本質』を揺るがすような、固有の強力な力を手に入れるはずだ。具体的にどんな能力として発現するかまでは、私の知識でも分からないがね」
「わあ、もっと強くなれるなんて嬉しいです!」
「そうだね。――よし、今日の修行はここまでにしよう。本当はもっと手伝ってやりたいんだが……」
私は「えへへ」と無邪気に笑いかけたが、ふとそこで動きを止めた。
マジマジと見つめると、ビリーフの顔色がひどく青白く、酷く衰弱しているように見えたからだ。
「師匠……すごく、疲れているように見えます。大丈夫ですか?」
「……ああ、まあね。上層部の兄貴に出された課題のせいさ。神殿の神官たちが、自分たちにバフ(強化魔法)をかけてくれって大騒ぎしていてね」
師匠がここまで疲れ切っているのも無理はなかった。ルクレチアが連れてきた数人の神官たちはとっくに神殿へ戻ってしまい、今や彼一人がすべての膨大な仕事を抱え込んでいたからだ。
げっそりと疲れ切った彼の表情を見つめながら、私は決意を込めて言った。
「師匠、私、もう少ししたら、絶対に師匠のお役に立てるようになると思いますから!」
「はは、たとえ気休めだとしても、その可愛い言葉だけで十分ありがたいよ、ココ」
(違うんです師匠、気休めなんかじゃなくて、本当にできるんです……! 本当に師匠を今すぐ助ける方法が、私にはあるんだから)
私は師匠の小屋を飛び出すと、さっそく《ヨウムの本》の管理人を呼び出した。
「久しぶりだね、管理人さん!」
お馴染みの《本の妖精》は、相変わらず小さな美しい翼をぱたぱたと動かしながら、どこか複雑な表情で私を迎えてくれた。
「ずっと連絡もしてこなかったのに、急にどうしたんだい?」
「うっ……もしかして、怒ってる?」
「……そんなわけないじゃないか。ちゃんと君の近況は風の噂で聞いていたからね。社交シーズンが始まって、新しい人間の友達ができて忙しいんだろう? そのせいで、昔から仲の良かった動物の友達や僕のことなんて、完全に忘れて連絡しなかったんだよね」
(めちゃくちゃ拗ねてる……!)
私は可笑しくなって、《本の妖精》の柔らかな翼を優しく撫でながら、小さく笑った。
「もう、機嫌を直してよ! 今回あなたを呼んだのはね、キラキラ光る素敵な石をたくさんプレゼントするためなんだから」
「へえ、石?」
「そう。ここって、光る石がたくさん転がっているでしょう?」
拗ねたふりをしていた《本の妖精》は、その言葉を聞いた途端、嬉しそうに翼を激しくぱたぱたさせた。宝石や輝くものが大好きな鳥の妖精だから、目を輝かせるのも当然だった。
私が《本の妖精》を連れてきたのは、ビリーフの小屋がひっそりと佇む『ロキ鉱山』だった。
十数年前、ビリーフがここに隠れ家としての巣を構え、鉱山が完全に閉鎖されてからは、鉱夫を含め、人間の立ち入りは一切途絶えていた。それ以来、廃坑の近くに集まった賢い鳥たちが、鉱山の周辺に転がっているキラキラ光る石を、巣の飾りとしてついばんでは運び去るようになったのだ。
そのため、現在の地面には無数の輝く美しい鉱石が、まるで絨毯のように散らばっていた。
「本の妖精、中に入ってみる?」
だが、《本の妖精》は案外、警戒心が強い性格らしかった。
「……でもここ、完全にじめじめした暗い鉱山ですよね? しかも、とっくに閉鎖された危険な場所ですし」
《本の妖精》は足元に転がるキラキラした石を品定めするように物色しながらも、不思議そうに首を傾げた。
それもそのはず、私たちが今立っているのは、ロキ鉱山の不気味な入口の真ん前だ。周囲は見事に風化した廃墟そのものである。
「いきなり貴重な転移石を渡されて『行こう』なんて言うから、もっと豪華でいい場所へ連れて行ってくれるのかと思いましたよ」
《本の妖精》がぶつぶつと文句を言うのを聞きながら、私は悪びれずに首を横に振った。
「ほら、この鉱山は今は完全に閉鎖されているでしょう? だからビリフ様の許可があるこの転移石がなければ、普通は絶対に入って来られない特別な場所なんだよ」
「……それって、一歩間違えれば不法侵入になっちゃいますよね?」
どうせ師匠は細かいことは気にしないから大丈夫、と言いかけたが、私はまず本題を切り出すことにした。
「ねえ、実はこの場所の奥深くには、『魔晶石』がものすごーーくたくさん埋まっているんだよね?」
「うーん? 魔晶石ですか?」
妖精は、あまりピンと来ていないようで、興味なさそうな反応を返した。
「うん、そうなの。しかも、使う人の能力を最大で『5倍』まで爆発的に強化してくれる特級品だよ!」
「えっ!? それって伝説の最高級品じゃないですか! 今まで帝国で見つかった最高のものでも、せいぜい1.5倍から2倍程度しか魔力を強化できませんし、それすら絶滅寸前で数が少ないのに……。ど、どうしてそんな神話級の貴重な鉱石が、こんな寂れた廃坑に埋まっているんですか……!?」
自分の知らない重大な歴史の真実を突きつけられ、大慌てで羽をバタつかせる《本の妖精》の言葉を遮り、私は満面の笑みで告げた。
「とにかく! 今回《本の妖精》を呼んだ理由は、そのすごい魔晶石を奥から掘り採ってほしかったからなの!」
「なるほど……。それじゃあ、魔晶石を採り終えたら、この地面に転がっているキラキラした珍しい石は、代わりに私たち《ヨタカの庭》の妖精たちがすべて貰い受けても構いませんか?」
「うん、もちろん! その代わり、魔晶石を採掘するときは、周りの可愛い動物たちが崩落とかの危険な目に遭わないように、安全に採ってくれると嬉しいな」
「分かりました、それならお安い御用です」
「動物の採掘仲間たちを、ここにたくさん連れてくることはできる?」
社交シーズンが始まってからは、お姉ちゃんの後ろをついて回るだけでも目が回るほど忙しかった。そのせいで、ロキ鉱山の採掘計画のことまでなかなか気が回らなかったのだ。
(でも、そろそろ鉱山からあの魔晶石を本格的に掘り出す時期だよね)
大好きな師匠の目の下のクマも日に日に濃くなってきていて、限界が近そうだし……。
何より――。
(お姉ちゃんの名前でこの大量の魔晶石を世間に供給して、お姉ちゃんの社交界での名声と地位を、一気に天上まで高めてあげる絶好の時期が来たんだわ!)
もちろん、鉱山を発見したのは前世の記憶を持つ私だけれど、あくまで「クロエお姉ちゃんが自らの実力で見つけた」という形にして、それとなく社交界に噂を広めるつもりだった。
私はくすくすと企むように笑いながら、小さな手で口元を隠した。
「お願い! 石を掘るのがとっても得意な、すごくて力持ちな動物のお友達をたくさん連れてきて!」
「石掘りが得意な動物、ですか」
「うん。その子たちには、お礼に本当ーーにおいしい最高のご飯を、お腹いっぱいごちそうするって約束する!」
《本の妖精》は小さなくちばしで地面をコンコンと力強く叩き、自信満々に胸を張った。
「分かりました、今すぐ招集をかけてきます。この本の妖精に、すべてお任せください!」
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クロエの脳裏に宿った確信めいた疑念
扉越しに聞いたココの言葉に衝撃を受けたクロエは、家宝《永遠の石》が「今一番大切な存在がすぐ隣にいる」と告げるかのように異常な輝きを放ったことで、「末妹のココは、亡き愛犬ココの生まれ変わりではないか」という強い疑念を抱き始めました。
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ココの能力の成長と師匠への想い
クロエとの絆が深まったことでココの聖なる力が爆発的に成長し、世界の「本質」を揺るがす力を得るという『第4段階』への到達が間近に。ココは、過労で限界を迎えている大好きな師匠(ビリフ)を助けたいと強く願います。
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「魔晶石」採掘作戦とお姉ちゃんへの計画
師匠を救い、さらにお姉ちゃんの名声を高めるため、ココは《本の妖精》を介して動物の仲間を呼び寄せ、ロキ鉱山に眠る能力を5倍にする最高級「魔晶石」の極秘採掘計画を始動させました。