もう泣いてもいいですか?

もう泣いてもいいですか?【32話】ネタバレ




 

こんにちは、ピッコです。

「もう泣いてもいいですか?」を紹介させていただきます。

ネタバレ満載の紹介となっております。

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又、登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

【もう泣いてもいいですか?】まとめ こんにちは、ピッコです。 「もう泣いてもいいですか?」を紹介させていただきます。 ネタバレ満載の紹介とな...

 




 

32話 ネタバレ

登場人物に違いが生じる場合がございますので、あらかじめお詫びさせていただきます。

  • 明かされた正体

クロイスはイビを抱き上げたまま立ち上がった。

泥棒という疑いは晴れた。あとは、この幼い体を今すぐ治療しなければならない。

「待ちなさい! どこへ行くつもりなの!?」

イズリエラは必死になって、一瞬前の恐怖も忘れ、クロイスの服をつかんだ。

彼が冷徹な視線で振り返ると、慌てて手を離したものの、このまま引き下がるわけにはいかなかった。

「嘘つきはイビ・エルデンだけじゃないわ!」

イビを泥棒だと決めつけたことは、たしかに私の間違いだったかもしれない。しかし、この男が「シアン・ロセン教授」ではないことだけは絶対に間違いないのだ。兄が何度も裏を取ってくれたのだから。

イズリエラは勝ち誇ったように、クロイスを指さして叫んだ。

「あなた、偽物でしょ!」

その不敬極まる言葉と態度に、控えていたアルセルとルスカは怒りを抑えきれず飛び出そうとした。だが、クロイスはわずかに首を横に振り、「手を出すな」と視線で制した。イズリエラが何を、どこまで調べてここに臨んだのか、そのすべてを暴くためだった。

「うちの家で全部調べたのよ。シアン・ロセンという人物は地質学の教授で、とっくに70歳を超えた老教授なの! 故郷へ戻ったあとに体調を崩して、今も療養を続けているわ。なのに、どうしてあなたがシアン・ロセンを名乗れるの? 答えなさい! あなたは本当にシアン・ロセン教授なの!?」

狂ったように叫び立てるイズリエラを、クロイスは淡々と見下ろした。

「そうだな。お前の言うとおり、私はシアン・ロセンではない」

その一言に、周囲の学生たちが一斉にざわめいた。

「やっぱり!」

イズリエラは安堵の息をついた。イビを殴り、泥棒呼ばわりまでしたのに目当ての物は出てこず、心の中では激しく動揺していたのだ。だからこそ、この男だけは絶対に偽物であってほしかった。

しかし、彼女の予想に反して、男はあまりにもあっさりと己の嘘を認めた。

(これで逃げ場はないわ)

周囲はすでに多くの学生たちに囲まれ、騒ぎを聞きつけた学院の職員たちも廊下に到着していた。

そのとき、クロイスの腕の中で小さく震えていたイビが、おそるおそる彼を見上げた。

「先生じゃ、ないんですか……?」

「イビ、私は……」

自分が信じていた人に騙されていたと知って、失望させてしまっただろうか。クロイスが柄にもなく慌てて弁明しようとしたその時、イビが再び小さな声を絞り出した。

「じゃあ、もう会えないんですか……?」

「……」

その予想外の問いに、クロイスは言葉を失った。

イビは、彼が嘘をついていたことを責めているわけではなかった。彼が教授ではないのなら、正体が明らかになった今、もう二度と会えなくなってしまうのではないか――ただそれだけを怖がっていたのだ。

見つめ合う緑色の瞳が、悲しげに小さく震えた。

「皆さん、どいてください!」

ちょうどその時、群衆を割って学院の職員たちが中へ入ってきた。

味方を得たと確信したイズリエラは胸を張り、クロイスを指差して叫んだ。

「その詐欺師を捕まえてください! イビ、この人に騙されちゃダメよ。共謀して教授になりすまして……」

遮るように、クロイスがイズリエラに冷酷な問いを投げかけた。

「なぜイビのことを『卑しい』と言うんだ?」

「だって、その子は孤児院の子じゃない!」

「だから聞いている。なぜ孤児院の出身だと、それだけで卑しいことになる?」

「そ、それは……」

予想外の角度からの追及に、イズリエラは言葉を詰まらせた。

孤児院の子がなぜ卑しいのか。そんなことは説明するまでもない、当たり前の前提ではないのか――ずっとそう刷り込まれて生きてきたのだ。

「そ、それは、その……」

答えられないまま口ごもっていた彼女は、まだ床に散らばっている私物を見て、何かに縋るように顔を上げた。

「ほら見なさい! 人が捨てた物を拾って持ち帰って、拾った物を食べてるのよ! この中を探せば、きっと誰かの物を盗んだ品だって出てくるはずよ!」

その時、それまで耐えて震えることしかできなかったイビが、ゆっくりと、しかしはっきりと口を開いた。

「違うよ……! 私は何も盗んでない!」

まだ動揺が収まらないのか、体を震わせながら、声まで痛々しく震えていた。

「全部、みんなが捨てた物を拾っただけなの。ここではみんな普通に捨てちゃうから……私がもらってもいいのかなって思って……だから集めてたの……」

話す声は、だんだんと小さくなっていった。

英才院の生徒は、貴族の子どもであれ平民であれ、そのほとんどが極めて裕福な家庭の出身だった。そうした家の子どもだからこそ、幼少期から英才教育を受けられる余裕があるのも当然だった。

そのため、多くの子どもたちは物をあまり大切に扱わなかった。使って少しでも不具合があれば捨て、紙も少し落書きをしただけで、「もう汚れたから」とそのままゴミ箱へ捨ててしまうのが日常だった。

イビは、そうして捨てられた物を集めていたのだ。

他ならぬ生徒たちの目の前で、あなたたちが無造作に捨てた物を拾い集めていたと、人前で打ち明けるのは、この年代の少女にとってどれほど恥ずかしく、屈辱的なことだっただろう。

部屋いっぱいに広がる、踏みつぶされたクッキーの甘い香りの中で、クロイスは胸が激しく締めつけられる思いだった。

皆にとっては、食べきれずに捨てるだけの無価値なゴミ。

だがイビにとっては、それはあまりにも大切な「宝物」だったのだ。だからこそ、何重もの紙袋で丁寧に包み、大事に箱へしまっていた。

すべては、遠く離れた孤児院の友達へ届けるために。

――なぜ彼女が、あれほど頑なに箱の中身を見せたがらなかったのか。

クロイスには、その理由がようやく痛いほど理解できた。

子どもにも、子どもなりの誇りがある。人が捨てた物を拾い集めている浅ましさを、他人に知られたくなかったのだろう。まして、それを遠く離れた孤児院の友達への「贈り物」として送ろうとしていたのだから、なおさら誇りが許さなかったのだ。

自分がイビの繊細な誇りを傷つけてしまったことを深く悔やむクロイスの傍らで、イビは涙をためて床に散らばった物を見つめていた。

英才院へ来てからは、夢のようないいことばかりだった。

もちろん、時にはリモラのように自分を執拗に苦しめる人もいた。それでも、シアン教授をはじめ、アイリン、アルセル、ルスカ、マレス教授など……優しく接してくれる人はたくさんいた。

それだけではない。毎日、暖かくふかふかのベッドで眠り、おいしい食事を好きなだけお腹いっぱい食べられる。わからないことは親切に教えてもらえ、読みたい本もいくらでも読むことができる。

「天国って、きっとこんな場所なのかな」

そんな幸せな気持ちで、イビは毎日、孤児院の友達へ送る手紙を書いていた。

自分が何を見たのか、何を学んだのか、誰と何をして、どんなおいしい物を食べたのか――。

そうして夢中で手紙を書いていると、ふと、罪悪感で手が止まってしまう。

『私だけが、こんなに幸せに暮らしてる……』

孤児院の友達は今も、決められた数の痩せたジャガイモを分け合って食べ、数少ない本を順番に読もうとして、小さないさかいを起こしているはずだ。それなのに、自分だけがこの恵まれた場所で、おとぎ話のような毎日を送っている。

申し訳ない気持ちで胸が潰れそうになったイビは、自分が手にしている豊かなものを、どうにか一つでも、遠く離れた孤児院の友達へ分け合いたいと願った。

そのとき目に入ったのが、教室の床に転がっていた一本の鉛筆だった。芯の先が少し折れただけなのに、「もう使えない」と学生たちが平気で捨てていった物。

イビは、そうした物を少しずつ、大切に拾い集めていた。

さらに、食堂でお菓子が廃棄される日を見計らい、外のゴミ箱へ捨てられる前に、配膳台の端に置かれていた物から、ほんの少しだけ貰ってきたのだ。

盗んだわけじゃない。あなたたちが要らないと捨てた物を、ただ持ってきただけなのに……。

その時、騒がしい入口のほうから、威厳に満ちた大きな声が響き渡った。

「これは一体どういう騒ぎですか?」

現れたのは、学長のセラフィナだった。

彼女は野次馬の人混みを冷徹にかき分けて中へ入ると、中央に佇むクロイスの姿を目に留め、驚愕の声を上げた。

「陛下! これはどういうことなのですか!?」

「――陛下?」

セラフィナの放ったその言葉に、その場にいた人々は、一瞬その意味を理解できず、ただ呆然と立ち尽くした。

そして、数秒の沈黙の後――。

「…………!!」

これまでとは比べものにならないほどの激しい衝撃と戦慄が、その場にいた全員の身体を駆け巡った。

陛下。

ハルキア帝国において、その呼び名で称される人物はただ一人しか存在しない。

現皇帝――クロイス・アレルキアン・ハルキア。

「いったいイビはどうしたのですか……あっ」

驚いて駆け寄ってきたセラフィナは、自分の失言に気づき、口を押さえたままその場で凍りついた。

『やってしまった……!』

クロイスの身に何か大事があったのではと慌てて駆けつけたあまり、無意識にいつもの癖で「陛下」と呼んでしまったのだ。クロイスは最後まで自分の正体を明かさずに動くと言い、彼女にも決して口を滑らせないよう強く念を押していた。それなのに、よりによってこんな公衆の面前で失態を犯してしまうとは。

「い、いえ、その、わ、私は……」

戦時中に巨大な古代魔法陣を一人で完成させた時以上に、セラフィナは狼狽え、どう取り繕っていいかわからなくなっていた。

その無様な様子を見たクロイスは、冷ややかに軽く舌打ちすると言った。

「仕方ない。もう隠すつもりはない」

その言葉に、セラフィナは安堵の息をつき、すぐさま姿勢を正した。

「海よりも深い陛下のご恩に、心より感謝申し上げます」

彼女は目上の者に対する正式な宮廷礼法に従って、これ以上ないほど恭しく、深く一礼した。

その瞬間、部屋の中は文字通り静まり返った。

最初は誰もが聞き間違いだと思っていた。しかし今は聞き間違いなどではなく、あの尊大なセラフィナが、実際に臣下として頭を下げる姿まで目にしてしまったのだ。学長であり、気難しい大魔法使いとして知られ、誰に対しても絶対に頭を下げないと言われていた、あのセラフィナが――。

彼女が直立不動から深く頭を垂れる姿を見て、それまで呆然としていたアルセルとルスカも、示し合わせたようにゆっくりと片膝をついた。

二人の騎士も片膝をつき、クロイスに対して最敬礼の姿勢をとる。

セラフィナに続いて、近衛を任されるほどの精鋭である二人が礼を尽くすのを見て、周囲の学生たちは息をのんだ。

ただの変わり者の「シアン・ロセン教授」だと思っていた人物が、実はこの国の頂点に君臨する皇帝だったのだ。イビ・エルデンに最高級の魔石を贈り、わざわざ専用の研究室まで用意して自ら熱心に教えていた、あの教授が。

それが何を意味するのか、理解できない愚者はここにはいなかった。

「へ、陛下に謁見いたします……!」

「陛下に謁見いたします!」

学生たちはパニックに陥りながら、慌ててセラフィナたちにならって床にひざまずいた。だが、皇帝への正式な礼儀など習ったことも見たこともない学生ばかりだったため、その所作はあまりにも不格好で、見るも無残なものだった。

全員が恐怖で床に這いつくばる中、ただ一人だけ、信じられないものを見たという顔で立ち尽くしている者がいた。

――イズリエラだった。

「そ、そんな……皇帝陛下だなんて……嘘よ……」

状況が理解できないわけではなかった。ただ、イズリエラの傲慢なプライドが、この最悪すぎる現実を受け入れることを拒んでいた。

彼女の目に映ったのは、クロイスの腕の中で顔を真っ赤にし、深くうつむいているイビの姿だった。その幼い頬には、先ほどイズリエラが激昂して叩きつけた手形が、痛々しくくっきりと赤く残っている。

「セラフィナ学長。学院内で学生に暴力を振るった者への処分はどうなっている?」

処分――。

冷徹極まるその言葉が、イズリエラの耳に死刑宣告のように重く響いた。

「内容の重さによって異なりますが、軽い場合は一週間の謹慎と反省文。悪質で重い場合は、即刻退学となります」

「では、この件においては、どの程度の処分が妥当だと思う?」

「この件でございますと……」

クロイスは氷のような声で続けた。

「確かな証拠もないまま、ただの邪推だけで学生を犯罪者扱いし、自分よりはるかに幼い――年端もいかない子どもに対して、多人数で精神的・肉体的な暴力を振るったとなれば、話は別だ」

怒りを極限まで押し殺した皇帝の声に、誰一人として顔を上げることができず、ただ床を見つめて小刻みに震えていた。誰もが口の中はカラカラに乾き切り、背中には冷や汗が滝のように流れていた。皇帝の声からは、この件を決して、奈落の底までも容赦なく追及するという強い意志が感じられた。

「私の記憶が正しければ、被害者の負傷の程度によっては退学処分となり、その後は英才院への再入学も一切認められません。さらに10年間は、国内すべてのアカデミーへの進学も禁止。仮に親族が事件に不当に関与していた場合は、その親族一同もすべての受験・任官資格を失います」

ドサッ、と鈍い音が響いた。

セラフィナが淡々と説明する処分を聞いたイズリエラは、膝の力を失い、その場に力なく崩れ落ちた。先ほど説明された苛烈な処分こそ、これから自分が、そして自分の愛する家族が受けることになる未来そのものだったからだ。

「ち、違います……! 私はただ……あの子が嘘を――あの子が嘘をついていると思って……だから確かめただけなんです……!」

イズリエラは正気を失ったように、床を見つめながらぶつぶつと狂ったように言い訳をあびせ続けた。

イズリエラの生家は、由緒ある名門貴族だった。そのため両親も家柄を非常に誇りに思い、彼女を厳しく育ててきた。それなのに、自分の身勝手な行動のせいで自分が退学になるばかりか、一族全員が学院への進学資格を、ひいては帝国での未来を失うという。どれほどの人脈があろうとも、皇帝直々の怒りを買い、このような不名誉極まる処分を受けた家と、いったいどこの貴族が今後関わろうとするだろうか。

「そんな……嫌……!」

歯をガチガチと鳴らしながら、イズリエラの手は激しく震えた。彼女の脳裏には、一族の名誉を何より重んじ、いつも厳格だった両親の、激怒した顔が浮かんでいた。

そのとき、クロイスが追撃をかけるように再び口を開いた。

「それから、この学生は『兄が調べてくれた』とも口にしていたな。これも親族が英才院の内部情報に不当に介入し、国家の機密を侵したと見なせるのではないか?」

「……もう少し詳しく調査する必要がありますが、外部から不当に得た情報をもとに動いていたのであれば、その可能性は極めて高いかと存じます」

「よろしい。この件に関わるすべての事柄について、学長自らが徹底的に確認し、容赦のない処分を下せ」

「御意。謹んで承知いたしました」

セラフィナはいつものふざけた雰囲気を完全に消し去り、冷厳な態度で深く頭を下げた。

「陛下! 違います! どうか私の話も聞いてください! 私は殴ろうとしたわけでは……あの子が……!」

クロイスが完全に興味を失ったように背を向けると、ようやく事の重大さに我に返ったイズリエラが、狂ったように泣き叫びながら彼を呼んだ。

しかしクロイスは一度も振り返ることなく、イビを抱いたまま部屋を後にした。

その後をアルセルとルスカが慌てて追いかける。アイリンも心配のあまり後を追おうとしたが、二人の騎士が目配せで「入ってくるな(これ以上は立ち入るな)」と厳しく制した。そのため、アイリンは絶望の中で足を止め、遠ざかっていくイビの小さく傷ついた後ろ姿を、やるせない思いで見送るしかなかった。

クロイスが嵐のように立ち去る間、廊下にいた者も含め、誰一人として顔を上げることはできなかった。その場にいた者たちは、皇帝のたった一言、一瞥の重みによって、イズリエラの一族までもが共犯者として奈落に落とされる現実を目の当たりにした。幸いにも、クロイスは残された愚者たちにはそれ以上目もくれず、そのまま無言で英才院を後にした。

建物の外の新鮮な空気の中に飛び出ると、背後から追ってきたアルセルが慌てて声をかけた。

「陛下、英才院の医務室はこちらですが……」

「いや。私の宮殿へ連れて行く」

「宮殿」というあまりにも重い言葉に、アルセルとルスカはもちろん、腕の中にいたイビまで驚いて、涙に濡れた目を丸く見開いた。

「わ、私は大丈夫です……!」

「いや、万が一ということもある。私の目の届くところで、専属の医官にきちんと診てもらったほうがいい」

有無を言わさぬ口調でそう告げると、クロイスはイビを壊れ物を扱うようにしっかりと抱きかかえたまま、ほとんど駆けるような足取りで、自身の住まう皇宮の本宮へと向かった。



 

  • 身分の暴露とイビの真意

    イビを泥棒扱いする嫌がらせから「シアン教授(クロイス)」が偽物だと暴かれますが、イビが箱に隠していたのは、孤児院の友人に送るための「皆が捨てた鉛筆やお菓子」であり、彼女の優しい本心と誇りが明らかになります。

  • 皇帝クロイスの正体発覚

    学長セラフィナの失言をきっかけに、教授の正体がハルキア帝国の現皇帝クロイスであることが全員に知れ渡り、その場にいた学生や騎士たちは恐怖と驚愕でひざまずきます。

  • イズリエラ一族への厳罰と保護

    激怒した皇帝は、イビを傷つけたイズリエラに対し、本人の退学処分だけでなく一族連座での進学・任官資格剥奪という破滅的な厳罰を下し、傷ついたイビを治療するため自身の宮殿へと連れ帰ります。

 

 

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